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日経225オプション入門(基礎⑥):原資産と日経平均株価


原資産とは

オプション取引では、株や指数といった「ある特定の資産」を、将来の決められた日に、あらかじめ決められた価格で、買う、または、売る、「権利」を売買する取引であることを以前にご説明いたしました。

この「ある特定の資産」のことをオプション取引では「原資産(underlying asset)」と言います。

原資産は、金融市場や商品市場で広く取引されるさまざまな資産が対象になります。たとえば、株式や債券、通貨、商品が対象になります。また、市場全体を表す指数も対象となります。

原資産はオプション取引の基準となります。オプションの価格は、原資産の価格に連動しますし、原資産の動きの激しさ(変動)にも連動します。

整理すると、原資産はオプション取引の中心的な概念で、原資産の価格や性質がオプション取引の価値や戦略に大きく影響を与えます。このためオプション取引を理解するうえでは、原資産の特性をきちんと理解することが、重要となります。

日経225オプションの原資産:日経平均株価

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