まんがでわかる 7つの習慣③ 「第3の習慣」優先事項を優先できない理由は?
第3の習慣である「最優先事項を優先する」は、「言うのは簡単、徹底が難しい」に尽きます。
第3の習慣 最優先事項を優先する
第3の習慣は、第1の習慣「主体的である」、第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」を前提としています。
やることは、第2の習慣で考えた人生のゴールや目的に合致する優先事項を実施するだけなのですが、なぜか現実では下記の図のような重要でない、緊急でもない第Ⅳ領域のことをやってしまうことがあります。
なぜ、優先度の高いことを優先できないのか?
それは第Ⅰ領域の緊急で重要なことをやりすぎて、精神的・肉体的に疲れた反動で第Ⅳ領域に逃げてしまうことが挙げられます。
ストレスがかかった状態では、例えば、重要な「設計」というタスクがある時に、難易度が高い「設計」よりも簡単にできる「チャットの返信」などを先に実施したくなる傾向になります。
緊急度 > 重要度 ?
重要度よりも緊急度を重視しがちであるため、仕事を依頼されたときに重要度を十分に考慮せず、急ぎの業務に追われやすくなります。
こんな事例もありました。
Sさん:「これを急いでやらないといけないんです。」
なんとなく違和感があったので、
私:「それはいますぐやらないといけないのですか?」
と聞き返しました。
(Sさんにとっては)急ぎなのでいますぐやらないといけないという主張でしたが、他の重要度が高い業務を差し置いてまでやらなければいけない仕事ではありませんでした。
ここにギャップがあります。
スパンが長いタスクの場合、緊急度が高くないために重要度が非常に高くても今日1日遅延させるなど、後回しにされがちです。
そのため、緊急度で判断するのではなく、重要で判断するように変えていく必要があります。
上記の聞き返し方も以下のように改善していこうと考えています。
「その用件はどのくらい重要ですか?今、私は非常に重要なタスクに取り組んでいるため、他の手が空いている方にお願いできるでしょうか?」
優先でなければ、断ることも重要だと考えます。
とはいえ、なかなか「今すぐ」や「今だけ」などには弱いものです。
「いまだけ50%OFF!」
を見て、ものすごく欲しい商品でもないのにお得だからという理由で買ってしまうのも同じです。
まんがでわかる 7つの習慣③では、
「いましかできない」から「やるべき」とは限らない
ということをストーリーでわかりやすく表現されています。
何度読んでも上手だなと思います。
興味を持たれた方は、ぜひ読んでみてください。
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あとがき
いまさらなのですが、このシリーズの記事は「まんがでわかる 7つの習慣」を読んで、自分がどう解釈して、どのように行動してきたかを書いています。
なので、引用はしていますが、オリジナルです。
(できているかどうかは別として)主にシステムエンジニアの方がよりわかりやすくなるように、SEで経験してきた例を挙げて解説しています。
趣旨というか、狙いをちゃんと書いていなかったので、過去の記事もそのうち追記・編集しておきます!
(これって、ちゃんと第2の習慣ができていないってことですね💦)
では、また次回!
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