法学部の文系学生がIT業界に進んだきっかけとは?~イベント参加が人生を変えた~
あなたが、今の仕事をし始めたきっかけはなんでしょうか?
もしくはあなたが、今も続けている取り組みを始めたきっかけはなんでしょうか?
なかなか深く考える機会もないことかもしれません。
「気づいたらやってた、きっかけを聞かれてもわからない」
という人も多いのかもしれません。
以降、私がIT業界に進んだきっかけを書いていきます。
この記事は私の自己紹介の面もありますが、あなたのきっかけを振り返る手段としても使えるかもしれません。
法学部に入ったきっかけ
IT業界の前にそもそもなぜ法学部を選んだのか?
前提として法律に興味があったわけではありません。
きっかけは大学受験前の母とのこんな感じの会話でした。
私「やりたいことがないから、どの学部受けたら良いかわからない」
母「公務員を目指したら?安定してるし。それに大学生になったらやりたいこと見つかるかもよ」
この後、法学部が公務員試験で有利に受験できる学部だと知って法学部に行くことを決めました。
当時の私は目が死んでると言われるほど、基本的に無気力で、だけど内側には将来への強い不安を抱えて絶望していました。
入学後の変化
大学入学前は勉強好きでなかった私ですが、入学後に変化が現れ始めます。
おそらく大学からの学習スタイルの影響だと思います。
大学からは履修選択を始め、自分から学びに行くようなスタイルに変化します。これが、私に非常にあっていました。
段々と少しでも興味を抱いたことを自発的に学ぶという行為をし始めたのです。この時が知的好奇心の芽生えだったのかもしれません。
法学部外の科目も積極的に履修したりしてました。
法学部以外で履修した科目(パッと思い出せる範囲)
心理学
消費者行動論
経済学
哲学
文化人類学
西洋史
さらに、図書館に行って本を貸りて読むというそれ以前は全くしたことのないムーブまでし始めました。
特に心理系やビジネス・マーケティング系の本をよく読んでました。
法学部系だと、知財法に興味を持って書籍を読んでました。
心理学の学習は、のちに行動経済学とかUXデザインとかの書籍を読む際に役立ちました。コミュニケーション能力にも役立ってます。
この興味があるものを自分から学ぶスタイルの獲得が、IT業界の人たちと出会うことになるイベント参加も可能にしたのだと思います。
IT業界に進むきっかけとなったイベントへの参加
大学3年生の時のある日、学内でIT系のイベントが開催されるという情報を偶然得ました。
イベント概要を見ても文系の私には全く知らない分野でイメージがよくつきづらいものでした。
しかし、なんとなく「面白そう」と思う自分がいました。
そこで、興味本位で参加してみることにしました。
今思うとこの気まぐれで参加したのファインプレーです。
イベントでは登壇・参加されてる方が本当に楽しそうに技術やデザインの話をしていました。
それまで、自分の好きなものについてこんなに熱く語る人たちを見たことがなかったため、なんとも言えぬ未知との遭遇に感動を覚えました。
特にITエンジニアの人たちの熱がすごかったです。
もちろん、私には何をいってるのかよくわからない部分が大半でした。
しかし、この熱を浴びて「この人たちの仲間になって私も話してみたいな」と強く思いました。
このイベントでの感動がIT業界へ進んだきっかけです。
プログラミングがとても楽しそうとかではなく、好きなことに夢中で取り組んで楽しく話してる人を見て私もそうなり、一緒に話す仲間になりたかったのです。
このイベントで同大学の工学部の友人ができて、その後も長い付き合いとなったので、このイベントには感謝しかないです。
ちなみに、イベント参加前まで「プログラミング」という単語自体を知らず、Webサイトやスマホアプリがどう動いてるかなど考えたこともありませんでした。
イベントで刺激を受けまくった私はこの後、独学でプログラミングを学んでいくことになります。
その話は長いので機会があれば書いてみようかなと思います。
終わりに
さて、ここまで私のIT業界に進んだきっかけを書いてみたわけですが、あなたはどうでしょうか?
言葉にしてまとめてみると、「そういやこれがきっかけだったな〜」と初心を思い出せるかもしれません。
ぜひ、あなたも今の仕事や取り組みを始めた「きっかけ」を振り返ってみてください。そして、それを書き出してみてください。
書き出す場所は手書きで雑に書くでもいいし、もちろんここのコメント欄を使っていただいてもOKです。
もし、これから何かを始めたいという段階であれば、少しでも興味のあるイベントに参加してみることをおすすめします。
私のように思わぬ「きっかけ」を得ることができるかもしれません。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。