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アニメ「キミとアイドルプリキュア」第4話「レジェンドアイドル!?響カイト」レビュー「救世主うたの妹はもりは…神速で姉を補佐するヒトの気持ちの救い主なの…?」

「アニメ番組のレビュー」と言うのは…各回の大まかな粗筋を紹介して…
見所とか…僕がどう思ったかを書くのが「定石」かなと思う…。

だがな。

ソレは原理原則であって…
「どうしても書きたいコト」がある場合…
「定石」は道を譲るべきなんだ…
少なくとも僕はそう思う…。

僕がいま…「どうしても書きたいコト」と言うのは…
救世主キュアアイドル・咲良うたの実妹…咲良はもりのコトなんだ…。

第3話…キュアウインク・蒼風なな初登場回で…
ななが浮かない顔なのを見て取った咲良うたは…
家が喫茶店をやっているからとななを家に招き…
悩み相談に乗る…その相談の過程で
「緊張しい」でコンサートでのピアノ演奏に
怖気付く幼少時のななを…
同年齢に見える少女がウインクを贈って励まし…
以降ななは「ウインクを贈ってくれた少女」
に特別な感情を抱く様になった…との話題となる…。

その「ウインクを贈ってくれた少女」こそが
幼少時のうたであり…その事実を知ったふたりは…
「プリキュア」として堅く契り合ったのだった…。

さて…うたとななの「喫茶店での契り」の
一部始終を見聞きしていたうたの実妹はもりは…
すかさず喫茶店にあるピアノに駆け寄り…

はもり「ねェななちゃん…」「一緒にピアノ弾こうよ…」
とななを誘う…
この…はもりの「距離感がバグってる」ところが姉譲りであり…
はもりは「きらきら星」を弾き始め…
ニコッと笑ったななは…はもりと「きらきら星」の連弾を始める…

なな「はもりちゃんと…『きらきら星』を連弾していると…」
「『ピアノを弾くコト』がただ楽しかった…」
「ガキの時分の…初心を思い出させるぜ…」

はもりは…「ななの悩み」を聞いて…
神速で「ななの悩み解決」に走ったのではないのか…
ななの為か…姉の為かは分らんが…。

余り穿った見方は止めよう…
はもりにも…姉と同様に…
「ヒトを救う力」があると僕は言いたいのだ…。

今回の話で…喫茶店に来ていた女性のお客さんは…

女性客「今週のワタシは…」
「風邪ひいたり…鍵なくしたり…」
「仕事引き受け過ぎてパンクしたり…ミスしたり…」
「なーんか…色々あったケド…」
「でもッ」
「あのお店のおかげでキラキラ~」
「ワンちゃんも可愛かったし…」
「ウエイターさん(響カイト)もカッコ良かったし…」
「ラテアートもステキだったし…」
「ふむ!一週間終わり良ければ総て良し!だね!」

カッティ「ソレはいけませんなあ…」
「未だオヌシの一週間は終わってはいないのですぞ…」
「キッチリ…「終わり」も悪くして…」
「マックラヤミの一週間を完成させて差し上げなければ…」

カッティって本当に…ヒトの話を最後までよく聞いてるし…
仕事熱心だし…キュアウインク殿の研究にも意欲を燃やしてるし…
登場する度に好感度が上がる稀有な悪役だと思う…

カッティにマックランダーにされた女性客は…
「ふたりのプリキュア」の活躍によって救われました…

実は…本題はココからなのですぞ…

浄化されてベンチで目覚めた女性客の前に…
犬の散歩に来ていたはもりが立っている…

はもり「お姉さん…ウチのお店に来てたお客さんだよね…」
「大丈夫…?お腹空いてない…?」
女性客「あ…え…そうなのかな…?」
「なんか…キラキラな夢を見ていたような…」
はもり「はい!」
「喫茶グリッター特製きゅーたろークッキー!」
「コレ食べて元気出して!」
「ね!きゅーちゃん!」
きゅーたろー「ワン!」
女性客「あ…ありがとう…」
はもり「じゃあ…お姉さん…またね!」

はもりが…またヒトの気持ちを救った…!
女性客の一週間をキラキラにして…
決して「イヤな気分」のままにしておかない…
究極のアフターサービス…。

コレ…ひょっとして…
はもりの「ファンサ」能力なの…?

第3話のトキは気付かなかったが…
結果としてはもりは…救世主の姉を良く補佐し…
咲良姉妹は…姉の知らない二段構えで人の気持ちを救っているのだ…。

いったい…なんなん…この救世主姉妹…。

今回は謎のレジェンドアイドル・響カイトと…
カワリーノみたいな切れ者らしい謎のオトコが登場したのだけれど…

神速で救世主の姉をフォローしカバーする
超賢妹の存在をレビューに書くのが無限に優先されるのだ…。

何てこった…「キミとアイドルプリキュア」と「ゴジュウジャー」に…
「救世主」「アイドル」「グランドピアノ持ち込み」等…
やけに共通点が多いと思ったら…
「キミとアイドルプリキュア」の脚本家のおひとりが…
井上亜樹子さんじゃん…。

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