リチャード・マシスン原作,ジョン・ハフ監督の映画「ヘルハウス」レビュー「エロいエクソシスト」
僕はコレから…ゲッスいコトしか書かねえので…
死ぬ迄処女童貞を堅持すると決めたココロの清らかな清教徒の皆さんが
読むと漏れなく憤死すると思われますので…皆さんの為に言いますが…
こっから先は読まねえ方が身の為ですぜ奥さん…。
いいかい…?
警告はしたよ…!?
1973年にワーナーブラザーズ配給で公開された
ウィリアム・フリードキン監督の
映画「エクソシスト」の空前の大ヒットを…
ただ手をこまねいて眺める20世紀FOXではなく…
あやかりたいかやつりたいフォックスくんではあるが…
「エクソシストのフォロワー」「劣化コピー」と言われるのも業腹…。
ソコでフォックスくんが考案した理屈が「エロいエクソシスト」。
あのね…。
「エクソシスト」にだってエロい場面はありますよ!
悪魔が取り憑いたリーガンが膣口にロザリオを出したり入れたりして…
「キリストとオXXコしろ…」「キリストとオXXコしろッ」と絶叫したり…
自分の母親に血だら真っ赤になったマXコ舐めさせたり…
エロの分野においてもフリードキンは突出していて…
フォックスくんに勝ち目など最初からないのですが…
フォックスくんは…
作家リチャード・マシスンの「地獄の家」を映画化して…
「ヘルハウス」というまんまなタイトルで
「エクソシスト」の後を追って公開したのです…。
リチャード・マシスンというヒトは…
映画監督のジョージ・A・ロメロが…
映画「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」を作るに当たって
大いに参考にした「地球最後の男(I AM LEGEND)」の作者として
つとに有名で…「地球最後の男」は何度も映画化され…
直近では「伝説のオトコ」をウィル・スミスが演じた…
ウィル・スミスのオレサマ映画
「アイ・アム・レジェンド(オレが伝説のオトコだァ!文句あっか!?)」
が有名ですね…。
話を「ヘルハウス」に戻しますと…
極悪非道の限りを尽くして27人に及ぶ老若男女を惨殺して
忽然と姿を消したエメリッヒ・べラスコ(マイケル・ガフ／千葉耕市)の
屋敷に立ち入ったものが変死・怪死を遂げ…
今や「地獄の家(ヘルハウス)」と呼ばれる屋敷の管理人は
4人の男女に原因の調査を依頼する…。
超自然科学者ライオネル・バレット博士(クライブ・レビル／小林昭二)
その妻アン・バレット(ゲイル・ハニカット／池田昌子)
霊媒師フローレンス・タナー(パメラ・フランクリン／岡本茉莉)
霊媒師ベン・フィッシャー(ロディ・マクドゥ―ル／富山敬)…
要するにィィィィィ…
ムラマツキャップ(小林昭二)とメーテル(池田昌子)と
花の子ルンルン(岡本茉莉)と古代進(富山敬)が…
べラスコの怨霊に挑むワケでェェェェェ…
しかもメーテルとルンルンが両方とも
エロい低級霊に取り憑かれて
あられもない痴態を晒すワケでェェェェェ…
作品の出来では「エクソシスト」には
未来永劫勝てない「ヘルハウス」ですが…
二次性徴真っ盛りだった僕にとっては…
心の底から「どうもありがとうございます」としか
言えない映画なのですよ…コオロギくん…。
肝心のべラスコの怨霊の除霊方法なのですが…
古代進がべラスコが身体的コンプレックスと
自らの出自に強いコンプレックスを抱いていると突き止め…
古代進「べラスコォォォォォ」
「オマエは…」
「チビの私生児だ…」
「おお恥ずかしい…」
「卑しい卑しいドチビの私生児がッ」
「よくもまあオメオメと…」
「この世にしがみ付いていられるもんだ…」
「俺だったら恥ずかしくて自殺するね…」
という…前代未聞の…「罵倒による除霊」を強行し…
べラスコは恥じ入ってこの世から姿を消すのです…。
僕が大学に進学し…池袋の下宿で…
「ヘルハウス」の吹替の再放送を深夜放送で観たトキ…
古代進「べラスコォォォォォ」
「オマエは…」
「XXのXXXだ…」
って…消音処理されてねえ…
僕は…子供の頃に聞いた通りに…
映画をアニメを観たいのですよ…赤ちゃん…。
星一徹は「日本一の日雇い人夫」であり…
断じて「日本一のXXXXX」じゃねえんですよ…。
「僕の記憶」と合致しねえ
「模造記憶」でマスキングしようたって…
そうは問屋が卸さねえんだよ…絶対に…絶対に許さないッ!
こうした…吹替音声を「なかったこと」にする風潮に絶望して…
「ヘルハウス」に対する関心も失っていたのだけれど…
近年の廉価版ブルーレイでは…吹替音声が搭載され…
消音処理された箇所が復元されてます…
べラスコは「卑しいドチビの私生児」であって…
断じて「XXXXのXXXXX」じゃねえんですよ…。
どうも済まないね…みんな…
肩の凝らないエロ話で終始したかったのだが…
昔の怒りが火山大噴火して…
滅茶苦茶肩の凝る話になっちまった…。
またやっちまって済まねえな…みんな…。