見出し画像

アニメ「キミとアイドルプリキュア」第2話「私,バズっちゃってる!?」レビュー「キュアアイドルの…驚異の『ファンサ』に…ただひたすらに恐れ戦くばかりである…」

第1話で…前代未聞のコンサートを開催し…
マックランダーを自分の熱狂的なファンにして…完全燃焼させて…
キラキラにしたキラキラの化身…
救世主キュアアイドル・咲良うたであったが…
そのコンサートの模様を…
プリルンが撮影していて動画をSNSにアップロードしていた…。

「キュアアイドルのコンサートの模様」は一夜にして拡散され…。
うたが目覚めると…テレビで「自分のコンサート」が映っていた…。
最早地球上で「キュアアイドル」の名を知らぬものはゼロになったのだ…。

ソコにキラキランドの女王ピカリーネ(大原さやか)から着信が入り…
女王様の御尊顔を拝し…

ピカリーネ「初めまして…うた…ワタクシがキラキランドの女王…」
「ピカリィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィネですッ!」

と…一度聞いたら一生忘れられない自己紹介を受ける…。
女王の説明によると…キラキランドは女王ダークイーネの侵攻を受け…
キラキランドの輝きの源…
ビッグキラキラリボンをチョッキンな…されて…
キラキランドはマックラヤミとなり
女王ピカリーヌは水晶の中に虜の身となったという…

しかし…キラキランドには言い伝えがあり…
キラキランドがマックラヤミになったとき…
アイドルハートブローチを手にした
救世主・アイドルプリキュアが…
キラキラでマックラヤミを照らすと言う…。

そのアイドルプリキュアがうたなのだと…。

マックランダーをキラキラにしたとき…出現したリボン…
このリボンを「キラルンリボン」といい…
キラルンリボンを全部集めるコトが…
ダークイーネの野望を食い止め…
キラキランドを元に戻すコトに繋がると言うのである…。

もうひとつの伝達事項は…
キュアアイドルのステージを…写真撮影したり…動画撮影するコトは…
キラキランドの言い伝えで固く禁じられており…
ましてやSNSにアップロードして拡散するコトなど…
もってのほかだと言うのである…。

うた「そんな言い伝えあるんだ…」

ピカリーヌ「ひとたびアップロードされたステージの模様は…」
「けっして…消し去るコトは出来ぬゆえな…」

ピカリーヌのコトバ通り…登校したうたは…
親友の東中みこと(村上奈津美)がキュアアイドルの熱狂的なファンとなり…
紫雨(しぐれ)こころ(高森奈津美)なる生徒は…
「キュアアイドル研究会」なるクラブ活動を発足してるのを目撃する…。

ピカリーヌには諫められたが…一夜にして有名人になり浮かれるうた…。

新入生歓迎の催しで合唱を提案したうただが…
ピアノ演奏に…内気そうな少女・蒼風なな(高橋ミナミ)が立候補する…。
ななは自己肯定感が低く…「そんな自分を変えたい」と言うのである…。

他方チョッキリ団のアジトでは…第1話で敗北した剛の者・カッティが…
「キュアアイドルのコンサートの模様」
を既に数万回再生していた…

「キュアアイドル殿の研究ですぞ…」

「殿」かあ…
オタクは皆…同じミエミエの言い訳をする…。

一体コレは何だ…。
キュアアイドルのファンが…敵方にも出現している…。

「もっとキュアアイドル殿を研究する為に…」
今回もカッティが出撃する…

「自分…カッティ(勝手)ですから…」

コレが…カッティの持ちネタの様だ…。

今回のカッティの標的は…うたの親友のみこと。
浮かれまくるキュアアイドルは…
みことが変身したマックランダーに不覚を取る…。

カッティ「プリルン…でしかたな…」
「おぬし…ダメダメですなあ…」
「こんな…「イェーイ!」などと浮かれたモノを頼りにするとは…」
「おぬしがこやつを選んだせいで…」
「セカイはクラクラのマックラヤミになるのですぞ…」
「おぬしのせいで!」

カッティの不用意な煽りが…キュアアイドルの魂に炎を灯す…。

諸手張り手を自分の頬に叩き込むキュアアイドル…。
張り手の風圧でプリルンの涙が消し飛ぶ…

キュアアイドル「カッティ…だったっけ…?」
「テメエの煽りのおかげで…」
「浮かれ気分が吹っ飛んで…」
「目が…覚めたッ!」
「礼を言うぜ…カッティィィィィィィィィィィ…」

キュアアイドルのキラキラの根源は…
この…漢気より発するのだ…。

キュアアイドル「ワタシは…」
「全てをキラキラにする…」
「プリルンも…みことも…キミ(マックランダー)のコトも!」
「ワタシの…ウタでッ!」

再びマックランダーに指定席を用意し…驚異のコンサートが開催され…
マックランダーはキラキラになって…「みこと」として再構築される…。

一部始終を目撃した蒼風なな「ああっ…」
カッティが指で拍子を取りながら…
「♪キミと歌を咲かそう…」と…キュアアイドルのウタを口ずさみ始め…
「ハッ!いやいやいやいやいや…今度は負けませんぞ!」と退散して行く…。

意識を取り戻すみこと…
「うーん…ワタシ何してたんだろう…?」
「ずっと…キュアアイドルのコンサートに参加していたような…」
「アレは…夢…?」
キュアアイドル「『夢』なんかじゃないね…」

みことの眼前にキュアアイドルが立っている…。
キュアアイドル「みことちゃん…」
みこと「え…あ…はい!」
キュアアイドル「応援してくれてありがとう…」
「コレからもよろしくね…」
余りの出来事に「わらって!!」と書かれた
キュアアイドルの応援うちわで顔を隠すみこと…。
「フフフッ」
ファンの要望に応えて笑うキュアアイドル…
指を交差して出来た
「ハートマーク」をみことに贈りながら…。

これが…闇を光で照らす…
救世主…キュアアイドルの…ファンサ…。
ゼロ距離で…コレをやられて…
どうしてキュアアイドルのファンにならずにいられようか…。

何てこった…何てこった…何てこったッ!

今回だけで
1.東中みこと
2.紫雨こころ
3.蒼風なな
4.カッティ
のハートを鷲掴みにしていったぞ…このオンナ…。

コレがキラキラの化身…アイドルプリキュアか…。
まだ「次のプリキュア」も…「次の次のプリキュア」も正体不明だが…
恐らくではあるがキュアアイドルの熱狂的なファンに違いない…
つまりキュアアイドルの「仲間」ではなく…
キュアアイドルの「親衛隊」が加入する未来が見えた…。

キュアアイドルを…たったひとりのアイドル…
たったひとりの救世主とする…ピラミッド構造…
ソレこそが「キミとアイドルプリキュア」なのである…。


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集