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【ブログ】ゴーストライターをしてた話
皆さん、こんにちわ!むらさきあやめです!
今日は僕が以前、ゴーストライターのお仕事をしていた時の話を書きます。
たぶん皆さんが期待しているような刺激のある話ではないです。笑
僕の過去話であり自己紹介記事の補足みたいなものになっています。
✒ゴーストライターとしての経歴
2021年の9月からむらさきあやめ名義で活動を開始した僕ですが、それまでも兼業物書きとしてポツポツお仕事をいただいていました。
主なお仕事は雑誌のコラムやWebページの記事の作成。あとはゲームの脚本やボイスドラマの台本を書いたこともありました。
一社と専属契約の様なものを結んでいて、基本的にそこから頂いた仕事は何でもやる、そして作品は匿名で世に出ていく、といった具合でした。
ゴーストライター時代のお仕事では僕の個人的な名前は一切公表しておりませんでした。
まぁ、だから『ゴーストライター』なんて呼んでるのですが。
ゴーストライターといっても非合法なものではなく、あくまでも匿名での記事執筆や作品づくりを行っていたわけで、他の人の名前で「〇〇が書きました」なんて偽ったりして発表していたわけではありません。
『広義のゴーストライター』や『合法ゴーストライター』といったところでしょうか。
兼業ではありますがお仕事も定期的に頂いていたので僕としてもわりと満足していました。
あえてデメリットを挙げるとすれば実績として何も残らないことくらいでしょうか。
しかし、それすらも『書きたいものを書く』ということを二の次にしていた当時の僕にとってはそこまで気にはなりませんでした。
✒個人執筆家としての再スタート
そんなある日のこと。
専属契約していた会社が不況により暖簾を下ろしたのです。
これまで、その一社としかお仕事をしたことがなかった僕は「この先どうしよう……」としばらくのあいだ途方に暮れました。
兼業作家の僕にとっては正直なところ書かないという選択肢もあったのです。
そうして、しばらく考えた結果、「ゴーストライターではなく一般物書きとして再スタートしよう!」と決めたのでした。
そう思ったのは何も書かない毎日が思った以上にソワソワしたから。笑
何かしらを書くという行為が意外と自分の生活に根付いていたんですね。
進退に悩んでいる間も気がついたらスマホでポチポチと何かを書いていました。
これまでの実績や経歴は全くないゼロからのスタートとなりますが、自分にできる事を少しずつやっていこうと思います。
また、今までは要望に応えるままに書いていましたが、自分が書きたいものを書くということも始めてみようかと思い、手始めに小説を書き始めました。
これまで書いた事がないジャンルなので本当に難しいですが、新しいことに挑戦するワクワク感も久しぶりに感じました。
まだ、手探りですが今後はいろんな作品づくりに挑戦していきたいなと思うきっかけになりました。
✒ゴーストライターとしての経験は生かせているか?
今はこれまでの様なコラム系の記事はあまり書いていないのですが、文章を書くという行為にはかなり慣れているので、その点は良かったと思います。
noteを書いている皆さんならわかると思うのですが「文章を書くこと・書き始めること」は思った以上にエネルギーを使うんですよね。
しかし、書き始めるまでの億劫などの感覚は当に麻痺してしまっているのが一つの財産たりえるのかなと思いました。
また、僕は決して語彙力が豊富というわけではありませんが(そもそも語彙力が豊富かどうかはジャンルへの適正によって決まるものだと思っています)、使いたい言葉を調べるスキルはジャンルを越えて使える技術だと感じました。
また、兼業物書きとして少ない時間の中で書いてきた経験から執筆速度はかなり早い方だと改めて思いました。
これはゴーストライターとはいえ〆切に追われる生活を経験しているからこそだとあらためて感じます。
はい、そんなこんなで今日は少し過去を振り返る機会になればと思ってこんなことを書いてみました!
さあ、今日も前向きに物書きを楽しみたいと思います!