動画編集者の頭からすっぽ抜けている(かもしれない)こと
こんにちは。お散歩クリエイターことムラサキです。
自粛期間をいかがお過ごしでしょうか。
僕は毎日近所を散歩して、息抜きをしています。
よくある話なんですが、
「編集ソフトは何を使ったらいいですか?」
「有料の教材で勉強したほうがいいですか?」
稼げてる動画編集者の方にはこんな質問がきたりするそうです(僕には来ません)。
こういうのを見かけると、あぁ~重要なことを見落としてるなぁ~って僕は思っています。
なぜなら、こういった質問をする方々は手段ばかり追っていて、もっと大事なことを見落としているからです。
もっと大事なことってなに?
前置きなんですけど、僕は動画編集では稼いでいません。
ただ、動画編集者の方々とたくさん交流があるので情報は入ってきます。
今回のお話はそれらを元に考えてみました。
ハイ、結論から言いますね。
もっと大事なことっていうのは
目的と目標です。
もう一度言いますね、
目的と目標です。
「そんなのわかってるわ!!!」
そこのあなた、そう思ってませんか?
本当に言葉の意味を理解できていますか?
簡単に解説しますと、目的はたどり着きたい、達成したいこと。
目標はそこに至るまでの中間地点だと思ってください。
例えば、子持ちの主婦の方がいたとします。
動画編集で稼ぎ、子供の学費のために100万円貯めようと考えてます。
この場合、学費を貯めるのが目的で、動画編集で稼ぐことは目標ですよね。
動画編集をしてるそこのあなた、目的と目標はしっかり設定できてますか?
それって両手を上げて喜べること?
「僕は25歳サラリーマンで、妻がいます。マイホームの頭金を稼ぐために動画編集を始めました!」
この方の目的はマイホームの頭金、目標は副業として動画編集で稼ぐって感じですね。
そんな人がいるとします。
僕はこの人に質問をしてみました。
「月々の収入の目標はありますか?」
「月5万円を目指してます!」
ではこの人が5万円を稼げるようになったとしましょう。
200時間かかりましたが。
稼げてれば問題はない?
全く未経験の状態から自力でお金を稼げたということ自体は素晴らしいと思います。
稼ぐためにした努力はとても尊く、尊敬に値します。
しかし、5万円に対して200時間、時給にすると250円です。
「何言ってんだ!動画編集は在宅でできるし、頑張れば単価の高い仕事だってできるし、時給も上がるんだ!!!」
まさかこの文章を読んで顔を真っ赤にしている方はいないと思いますがが、もちろんそれらについては把握しています。
ムラサキ「目標通り5万円稼げてるじゃないですか~」
男性「でも、全然休めてなくて、体がボロボロなんです」
この男性の目的と目標ってなんでしたっけ。
目的はマイホームの頭金、目標は動画編集で月5万円稼ぐ、ですね。
やったじゃん!
このままずっと続ければ頭金用意できますよ!!
実はすっぽ抜けていたこと
男性「冗談じゃないですよ!本業があってそれに加えて200時間なんてもう無理ですよ!」
ムラサキ「何言ってるんですか。ちゃんと目標達成できているじゃないですか。」
男性「時間が全然残らないんですよ!!!」
月いくら稼ぐか、それを目標にしてる方は多いです。
そうです。皆さん金額のことばかり考えているんです。
重要なことがすっぽ抜けてるんですよ。
ではこの男性の生活をざっくりと見てみましょう。
1ヶ月を30日とします。
1ヶ月を時間に変えると720時間です。
人間大体人生の3分の1を寝ていると言われているので、今回は睡眠時間を1ヶ月で240時間とします。
この男性は週休2日、8時間きっかり働いたとすると、本業で200時間使っています。
食事、風呂、歯磨きなど生活に最低限必要な行為を1日につき2時間とします。これで月々60時間。
以上をまとめると、1ヶ月の時間が720時間に対して、500時間を使っていますね。
(この計算はかなりざっくりと行っています。実際は移動時間や休憩時間も計算する必要があるのですが今回は無視します)
と、いうわけでこの男性は自由時間220時間に対して動画編集で200時間使っていたわけです。
余る時間は平均して1日あたり40分です。
いやぁ~~~しんどいっすねwww
なんでこんなに回りくどい計算したの?
ハイ、結論を言いましょう。
金額を目標に設定するとき、同時に大切にしなければいけないことがあります。
それは自分のために残す時間です。
人間何かしら趣味がありますよね。
僕の場合、映画鑑賞と読書なんですけど(べたすぎる)。
人によってそれは散歩だったり、ペットの世話だったり、スポーツだったりetc...。
それらをする時間がない生活ってどうですか?
僕は絶対に嫌です。
死んでも嫌です。
もしかすると死ぬかもしれない。
今回取り上げた男性は稼ぐことにのみ焦点を絞っていました。
恐らく、働く時間を200時間も追加して、幸福度はバカ下がりしたことでしょう。
残業の方がコスパ良くね?ってどこかで思ったかもしれません。
このnoteを呼んだそこのあなた、これを機に、1か月のうちになにに何時間使っているか計算してみるといいですよ。
そして、いくら稼ぎたいのか、生活の幸福度を下げないためには何時間残す必要があるのか。
それらをしっかりと理解すれば、目指すべき時給、単価が見えてくるかと思います。
しっかりと目的、目標を設定して、より良い人生を歩みましょう~。
では!