Vol.30 時代と共に変わる路上生活者たち〜金目の物目当てで漁り尽くす編〜|路上生活マガジン
路上者の昔からよく見る行動でも少しずつ変化を感じることが多くなりまして・・・
というのも単純な迷惑行為に見える『ゴミ捨て場漁り』。
驚くことに、これで思わぬ収入を得ている話が増えてきていて。
それでも収入、また収入源これらも
"限られてる"んですがね・・・・
というわけで、皆さんこんにちわ。
都心で路上生活をしてます村瀬テロスタンと言います。
路上生活者、いわゆるホームレスという事になります。
さぁ、今週も路上生活マガジンのお時間がやって参りました!
皆さんの《フォローやスキなど、その他サポート》が創作活動、また生きる原動力になりますので、気が向きましたらどうぞ宜しく😃✌️
さて、前回はスマホを持つ路上者が増えた事をついてお話ししましたね↓↓↓
SIMがなくてもWi-Fiさえあれば使える代物と考えればねぇ。
まぁ、容量の少なすぎるパソコン持ってるようなもんですからして。
でも"みんな買うお金あるなー。"
って思うでしょ?
中にはゴミ捨て場から拾ったというまさかの人もいまして・・・
ということはゴミ捨て場にも意外と宝物が眠っているというね✨
では早速、 #路上生活マガジン 今週はこちら!
《意外と近代化?時代の変化と共に変わる路上生活者たちについて、パート②》
をお届けします!
やはり街を見渡してもゴミ捨て場自体が減ったように見受けられます。
ですが道端のそこらじゅうゴミだらけという悲惨な結果を考えると困った話ですね・・・
ただ側から見たら困った話でも、ピンポイントでゴミの中から《金目の物を見つけては換金する人》もいるのですよね。
そんな猛者たちのルーティンについてご紹介しますね♪
①ゴミ捨て場を狙え
探せばいくらでもと言いつつ、都心だろうがなんだろうがやはり公園など限られる印象は大きいです。
特に、公共施設内や付近のゴミ捨て場だと守衛さんの見回りが随時あるのであまりに酷いと迷惑行為と見なされて即効で警察を呼ばれるか、または出禁でしょうね。
まぁ警察呼ばれても注意だけで済みそうな感じもしますが、印象は良くないですよね。
でもそんなの関係ねー!
って精神の人は勝手に続ける思いますし😢
人目につこうがどうだろうと"知ったこっちゃない"
そんな心情でやっているので、撒き散らしたりしななければ
気にしないでやってください。
〜集合住宅内や付近〜
こちらの方が時間帯問わず比較的狙いやすいかも。
付近の住民に見つかったら『こんにちわー』って挨拶して誤魔化せば案外いけるのでは?
ただ、こちらの方が迷惑行為と見なされたとき"確実に"警察を呼ばれます。
注意や出禁で済めばいいですけどね。
住民の中でも『神経質な人』、『自己顕示に近い正義感を持った人』なんかに遭遇しなければアイテムは掘り出し続けれると思われます。
なので、そのリスクを背負ってまでやる人は少なからずいるんですよ!
②意外な掘り出し物
ただ普通に住宅街や公園を回っても出てくる物は非常に少なく、
換金できそうな物は"海中の中でレアメタルを探し当てる"のと
同等な確率でしか見当たりません💦
しかしそれが高級住宅街に近づくになればなるほど引き当てる確率はアップします!
使えそうな物は昔から当たり前、換金できそうな物を目当てに彼らは日夜見計らって動き出します。
それで月10万ほど日銭稼いでた人もいたという話を聞くと、なんだか不思議な気分ですよね。
何を拾ったらそんなに稼げるのだろうか・・・?
意外にも状態のいい古本が見つかったなんて話も聞きましたけど、日銭にするなら相当量を持っていったのなら妥当かと。
〜使い古された家具、家電〜
この辺は割と定番かな。
棚やタンスなどの家具、電子レンジなどの家電なんかは粗大ゴミに出す人が多いですよね。
でもシールが貼ってある物を拾う人は流石に少ないです。
その辺のモラルはちゃんとしてるのよね😄
でもこれがシールを貼ってないとしたならどうか?
ザッとこんな流れでしょう。
もちろん、不法侵入とか言われないような場所に限定してやってる事なんでしょうから普通に飯食えてるんでしょうけども。
家電は腕に多少覚えのある人は部品をバラして回収業者に売りにいくなんてのも。
反面、家具に関しては直して使う人は数少ないでしょうね・・・
〜シューズなどの衣用品〜
色落ちが激しかったり穴が空いて人前で着用したくないとかで捨てられているような物でも、中には"ほぼ未使用"の状態で捨てられていることもありまして。
これこそレアメタルを引き当てる確率と同等ですけどねー。
この中でも気に入った物は洗って着回して、なおかつ状態の良い物は売りに出して換金してしまうというパターンがほとんど。
これらは紙袋にキレイに詰められて捨ててあり、むしろ「持ってけ!」と言わんばかりに置いてある事が多いようですよ。
とはいえ事情があって引き取り手もなく金にならないと踏んだ持ち主が置いていった物。
そんな中に売り出せる物が紛れてる奇跡に巡り合えるのは嬉しいけど、あんまりここで運を使いたくないという気持ちが見え隠れしてるのもあり。
複雑ですが・・・
③売りに出せる先は多い
衣用品や靴は換金を急ぐなら古着屋に持ち込んでしまうという人がほとんどでしょうかね。
ただ店側が店頭にすぐに出す物が欲しいというのを考えると、意外と審査の基準は高いと思った方が無難でしょう。
それ以外には上でも話した古本や、使えない家電はバラしてパーツをバラ売りして。
家電の部品や金属片なんかは今需要が高まってるそうなので、まぐれでもなんでも高値がつけばいいもんですよね✨
〜アプリを通して〜
即金でなくても、確実に需要のある人に売りつけたい人はメルカリなどのフリマアプリを使ってます。
でも、写真で状態いいように撮っても購入者が満足しなかったら結局のところアウトなわけで。
そんなつもりがないとして、詐欺と疑われても仕方のない話に繋がりますよね?
それでもアプリのある人はやたらめったら売ってしまうんですよね・・・
元々あまり考えてないのかな?
金の事で思考が麻痺してるのかな😢?
④最後に
各店頭での査定、アプリでの販売、そもそもの回収するところ、どれも共通して《ギリギリの線》を渡ってるというのは確かなことです。
それでも実行に移る人は、それなりにリスクを背負ってるわけですから。
日銭とはいえそりゃ精が出るよね?
ただ毎回当たりを引けるなんて強運の持ち主はそうそう出ないです。
最終的にみんな途中で飽きて辞めてしまうというね😅
結局リスクを取るかどうかの選択の上で成り立ってますし、各々の気が向くままだと私は考えております。
というわけで今回はここまで!
次回はこちら!
来週も引き続き『時代と共に変わる路上生活者』についてお話ししましょう。
それではまた!
Have a nice day! by 路上より。
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