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転倒や落下を防止するアイテムたち

こんばんは、前回「基本の4つの備え」の1つ「物の備え」に
ついてお話しして、非常用袋の中に入れるものをご紹介しました。

本日は2つ目の「室内の備え」について見ていきましょう。

その前に前回の記事はコチラから
      ☟

地震で負傷する人の50%は、家具の転倒や落下によるもの
棚や家具が転倒してしまうとケガをしたり、落下物が頭に当たれば、
危険性があったりもします。

そういったことが起きないようにするためには、防止対策を行う必要が
あります。

基本の3つのこと
1.部屋に物を置かない
 物を絶対に置かない空間を作れば、災害が起きた時に安全な場所に
 なります。

2.避難経路をふさがないように家具を配置する
 ドア付近に物を置かないようにし、廊下などにも物を置かないように
 してください。

3.火災などの二次災害を防ぐ
 冬はストーブを使う家庭が多いかと思いますが、その付近に
 衣類を置いておくと、落下した際に火災が発生する可能性が
 あるので注意してください。

その他
・テーブルの上の物は少なくする/置かないようにする
・窓ガラスの飛散を防止する対策を行う
・枕元にメガネや杖、スマートフォンなどを置いておく
・高いところに重いものを置かない
・ガスコンロ付近に物を置かない
           なども大切です。

防止対策
1.キャスター付き家具をロック付きの物にする

2.テーブルや椅子に滑り止めをつける

防止器具
1.L型金具
 壁と棚に金具を固定できるので、倒れにくくなります。
 しかし、壁に傷をつけられない賃貸住宅などでは使用することが難しい。
 (たんす冷蔵庫、会社なら掲示板など)

2.ポール式器具
 ねじ止めをすることなく、天井と家具の隙間に設置できる。
 壁を傷つけることもないですが、緩みやすいので、
 半年に1回直しが必要です。
 (本棚など)

3.粘着シート
 家具の下に貼ると、移動するものを防止できます。
 家電製品などに貼るのも良いです。
 (電子レンジパソコンなど)

4.着脱式移動防止ベルト
 壁に密着できない家具を強度のある壁面に固定するもの。
 (テレビコピー機など)

左から、ポール式器具、L字器具、着脱式移動防止ベルト

5.チェーン
 吊り下げてある家具の移動を防止するためのもの。
 (照明器具など)

6.ストッパー式
 家具の下に挟み込み、滑り止め対策を行うもの。

7.ガラス飛散防止フィルム
 ガラス製のものに貼ると、割れた際に飛び散らない。
 (食器棚など)

その他
ベッドの足に粘着シートを付けることも大切です。

最後に
身の安全を守るためにも、こうした防止対策が大切であることを
知っていただけたかと思います。
是非参考にしてみてください。

本日も読んでいただきありがとうございました。

東京防災
東京防災(改訂版)


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