人材育成に力を入れている企業に就職すべき理由
こんにちは!
並想メンターのムラケン@Catali屋です!
昨日東京は雨模様で、とっても寒かったですね・・・!
ついに今シーズン初のマフラーをしてお出かけしました!
マフラーあるだけで一気に温かくなりました・・・!( ´∀`)
さて、今日のテーマは、仕事で企業様の組織体制や人材育成の取り組みを知る中で、私が感じていることです。
企業の人材育成というと、新人研修やフォロー研修、2年目、3年目などの階層ごとの研修があります。
国として、やらなければならないと定められているものではなく、各企業によって、やる/やらないが分かれている状況です。
特に、大企業では研修が充実していないことの方が少なく、福利厚生として充実した研修体系を整えています。
しかし、日本には大企業と呼ばれる企業はわずか3%しかありません。
残りの97%を占める中堅中小企業に、どんな教育をやっているかと問うと、その多くが「OJTはやっています」とおっしゃいます。
※OJT(On the Job Traning)
→業務の中で、都度必要な知識や考え方などを教える教育スタイル
※Off-JT(Off the Job Traning)
→業務を離れ、仕事を進めていくのに必要な知識や考え方などを学び、職場に生かしていく教育スタイル
経験がまだ浅かった時代の私は、「OJTやっているなら教育をきちんとしているんだな」と思っていたのですが、実は全然そんなことないのです・・・。
もちろん、OJTにうまく教育を絡めて効果的に実践しているところもあると思いますが、多くの場合、現場任せにしている状態です。
一方で、きちんとOff-JTの機会を作っている中堅中小企業もあります。
さて、皆さんはどちらで働きたいですか??
人材育成が大切だと思う私は、断然後者です。
OJTでも教育はやっているから良いのでは??
と思う方もいらっしゃると思います。
もちろん価値観によると思いますが、私の視点からなぜOff-JTに取り組んでいる企業を選んだ方が良いのか?をお伝えします!
社員を大事にする文化がある
Off-JTは仕事を離れ、必要な知識やスキル、考え方を学ぶ機会です。
OJTと違い、仕事を離れているので、研修中は一切のお金を生み出していません。
例えば、5年目の営業30名を1日拘束するとしたら、30名×8時間=240時間で作れるはずの利益を作ることができません。
つまり、会社としては損失があっても、教育した方がいい!と優先順位を上げているのです。
それを判断するのは、経営層です。
OJTではなく、Off-JTをすることで、知識や考え方をじっくり身につけて欲しいという願いが込められています。
私がお会いしてきた経営者の方も、「OJTで学べないからこそ、Off-JTでやるんです」ということをおっしゃっていました。
社員を思いやっているからこその発言だなと感じます。
上司、先輩の面倒見が良い
会社がOff-JTを大切にしていると、入社して年数が経っている上司や先輩社員も研修を受けていることが多いです。
特にリーダー層やマネージャー層は部下指導、コミュニケーション、ハラスメントなどに関する研修を受けることが多いです。
つまり、部下や若手に対する関わり方のポイントを学んでいて、育てようとする視座を持っている可能性が高いです。
これは、若手としては純粋にありがたいですよね。
OJTになっている企業では、育成方法は現場に丸投げなので、上司の性格や考え方によって、指導がバラバラです。
誰の下につくか?で新人の成果や成長度合いが変わってくる理由はここにありそうです。
もともと部下指導に気をつけているタイプの上司であれば良いのですが、部下指導を考えたこともないような上司であるケースも多々ありますので、一定の教育を受けた上司や先輩が職場にいるだけで働きやすさが変わってくるでしょう。
給与とは別の投資をされている
意識しないとあまり実感が湧きにくい部分ですが、研修を受けるということは、内部講師にしろ、外部講師にしろ、社員一人ひとりにお金をかけて、投資をされているということです。
特に外部講師の研修受講や外部セミナーへの派遣の場合、当然費用を支払っています。
これは生々しい話ですが、外部講師を派遣する場合、1日で10〜80万程度かかりますし、外部セミナーでも5千円〜3万円程度かかっています。
それは、給与ではないですが、あなたへの投資なのです。
むしろ、なかなか自分ではお金をかけて受けようとは思えない教育を受けることができているのです。
投資なので、経営者としてはリターンを期待しているのが本音ですが、言い換えれば、それだけ私たちに期待をしていることでもあるので、嬉しいことですよね!
個人ではなかなか受けることができない教育を受けられる
これは先述の話と関連しますが、数万円する教育を自費で受ける方はそう多くないですよね(笑)
研修のテーマとしては、例えば、仕事の進め方講座を学んだり、コミュニケーションの取り方、目標を達成するためのノウハウがあったりします。
質が高い教育ほど、どうしても高くなりがちで、役員クラスの研修では、十数万円かかることもザラです。
今の自分にどんな教育機会が必要なのかわからないこともありますし、必要な情報を会社が集めてくれる価値はここにあります。
まとめ
いかがでしたか?
Off-JTの教育に取り組んでいるか否かで、企業の考え方や文化が見えてくるというのは面白いですよね。
とはいえ、未だに「うちはOJTやっていますから、Off-JTは不要です」という企業もあります。
どベンチャー企業で、人数が少ない場合には仕方がないのかもしれませんが、それでもやっぱり、立ち止まって考える時間は大事だよな〜〜と思います。
もっともっとOff-JTに取り組む企業様が増えて欲しいな!と思いますし、研修会社で働く私としてはそれを啓蒙していく立場ですので、より一層頑張ります!
では、本日はここまで!^^
次回でお会いしましょう!
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