【クラファン相談会】駅前本棚お店番①(2024年2月)
こんにちは。ムラケンです。
駅前本棚という空間で、クラウドファンディング(クラファン)の相談会をやりましたのレポートです。
みんなの活動の応援としてどんな相談があったのかをちょこっと公開したいと思います。相談しにきてくれた人以外にも、ランチや雑談にたくさんきてくれました。
また、今回は相談会で話をしている様子を、一緒にお店番をしてくれたさとみんがグラレコをするという試みも。さとみんnoteで公開しているので覗いてみてね。
最初に感想
相談会は完全個別の形ではなく、興味を持った人たちがランダムに集まり机を囲む形で行いまいた。そこで感じたのは、クラファンの相談会として、この形式がとてもフィットしているなぁということ。参加者間で共感がうまれたり、学び合ったり、プロジェクトとは別の部分でつながったり。それもこれも、白いハコというコミュニティスペース、そして駅前本棚のおかげ。
さらに、これを発展させたワークショップ形式などもまた新たな価値が生まれそうだなと感じた。ワークショップ形式もいいよね、という話をみやもとまなぶ師匠が前日提案してくれていた!「カワはつ」や「カマコン」などの例をイメージ。
10-17時で開催してほぼフル稼働。相談してくれてありがとう、雑談しにきてくれたみんなもありがとう。また来月もやろう。
駅前本棚とは
駅前本棚というのはいわゆるシェア本棚です。川崎市多摩区の向ヶ丘遊園駅前。白いハコというコミュニティスペース(GINZAFOREST 2階)の中にあります。
①絵本を出したいneneちゃん
記念すべき一人目は、neneちゃん。
絵本を出したい。過去に絵本を自費出版したことがあるけど小部数で5,000円/冊になってしまった。クラファンで資金を得て出版できるだろうか、という相談。
ポイントは2つ。
①価格。絵本にしては価格が高すぎる。価格を下げるためには、部数を増やして単価を下げるのが近道だろう。ああ、白いハコには我らが愛$じゃこめていさん(じゃこめてい出版)がいるではないか!ということで、じゃこさんに相談してみようを次のアクションにした。
②熱意を伝え始めること。なぜやりたいのかという熱意を今から発信しはじめて、ファンを増やしていこうということ。
neneちゃん、早速noteを始めていて素晴らしい!ぜひ読んでみてね。
②沖縄陶芸展を開きたいTakeさん
二人目。neneさんと一緒に話を聞いてくれていたのが、Takeさん。
沖縄の焼き物である「やちむん」の陶芸展を開きたい。しかも岡本太郎美術館で!岡本太郎美術館は、ここ白いハコからも目と鼻の先の美術館。なぜやちむんなのか、なぜ岡本太郎美術館なのか、を伺っているとそこにはものすごい奇跡が!詳細はご本人から語られるのを待ちましょう!
沖縄から貴重な陶芸作品を輸送するには大きなお金が必要になるし、岡本太郎美術館で展示するにもそれを認めてもらう必要がある、というとても難しい課題がありました。
そして、それをどうクリアしていくかの筋道は、本人の中ではぼんやりと見えているようでした。私がクラファンの説明をすることで、Takeさんの中にあるストーリーの再確認になったように感じました。
ポイントをまとめるとこんな感じ。
①まずは小さく始めてみよう(小規模のクラファンもいいね)
②想いを発信していこう (neneさんとも共通)
これが美しいやちむん。Takeさんは販売もされてます。要チェック!
(きっとTakeさんのnoteも動き出すでしょう!フォローしておこう)
③シャボン玉おやじ
三人目はシャボン玉おやじ。
名前の通りシャボン玉をとばすおやじ。飛ばしている主な場所は、二子玉川公園、砧公園、生田緑地、代々木公園など、とのこと。
シャボン玉おやじも、自身のアイデアがありそれを補強できる機会になったようだった。
詳しくは書かないが、ポイントだけまとめておこう。
①普段の活動自体がクラファンの対象になりえるよねという話をした。普段の活動をもっと応援してもらえる下地をクラファンで整えながら、
②そのうち大きなイベントの支援を呼びかけることもできそうだね、と大きなストーリの組み立てを行った。
シャボン玉とばしを見にいこう!
④ないしょ
4人目の方も紹介して応援したいんだけど、今のところはないしょにしておきます。今後の展開に期待!
⑤話を聞きにきてくれた大学生
最後は、多摩区ソーシャルデザインセンター(多摩SDC)の佐山くん。
地域活動に取り組むまっすぐな大学生。大学卒業後は市の職員として活躍することが決まっている熱い男。
登戸たまがわマルシェでクラファンをやりたいという話が出ており、その参考にしたいということで話を聞きにきてくれた。私自身も多摩SDCのメンバー(たいして貢献してないけど)ということもあり、そのつながりでもある。
一般論として。団体でクラファンを行う場合の最大のメリットは、すでに仲間がいるということだろう。一方で、クラファン担当者自身がどうしても実現したいことになっていない場合があり、それは最大のリスクだと思っている。自分がどうしても実現したいことでなければ、全力の広報は実現せずクラファンは必ず失敗してしまう。
彼らが熱意あるプロジェクトを動かし、その先に何を描くのか。これからに期待!
最後に
クラファンに必要なのは、どうしても実現したいという熱意と、それを伝える技術。熱意を準備してくれたら、私は技術を準備して応援します。一緒にクラファンを成功させましょう!
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