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純度

お盆を過ぎたあたりから肌を刺すような痛みの日焼けに変わり、

ああ、今年の夏も終わるのだなと
色素沈着を繰り返すシミだらけの己の身体で季節を知る。

色が白いね、と言われた若い頃、
色が白いようなお気楽な生活でいいね、と言われているようで嫌だった。
なんでそんな曲解をしたのか。
それはもう自分の生き方へ曲がるカーブだったんだろうか。

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