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2024年|ミニマリストが買ってよかったモノ〜前編〜

ミニマリストになって早2年。今年も色々なモノと向き合い、暮らしをアップデートしてきた。手放したり、買い替えたり、ときには頭を悩ませて「えい!」と新しく買ってみたり…。

そんなわたしが、今年買ってよかったモノたちを前後編の2回に渡ってご紹介する。
まずは「家電・雑貨編」をお送りする。



買ってよかった家電3品

1) SwitchBotのロボット掃除機

ミニマリストになり、テレビやベッドフレームなどの大型家具が減った。その分、床面積が増え、掃除機をかけることが億劫になった。

そこで迎え入れたのが、念願のロボット掃除機だ。
さまざまなメーカーがロボット掃除機を販売しているが、わたしたちが買ったのは世界最小級と言われているSwitchBotの「K10+」というモデル。

小型だと小回りがきき、机やイスの足の隙間を練って、掃除してくれる。充電器(基地)も小さいので、模様替えした際に置き場所に困らない。吸引力はさることながら、水拭き機能も搭載されていて便利だ。

こまめに手入れできるか心配だったが、アプリから部品の消耗具合が通知で届くため、定期的にメンテナンスできている。ズボラなわたしに、ぴったりなロボット掃除機だった。

2) AppleのMac book Air

もともとiMac(デスクトップ型)を持っていて、普段の作業は事足りていた。
パソコンは、主にデザインと執筆作業に使っている。

iMacは27インチと、比較的大きな画面のモノを使っていて、作業しやすく便利だった。問題なく動くし、不満はひとつもない。
しかし、印刷所で色校しながら作業を進める必要がでてきた。となると、現地で作業できるようにしなれければならない。必然的にMac book(ノートパソコン)が必要になった。

買った当初は、正直「印刷のために…」と高い出費に後悔していた。しかし、悲しい気持ちは最初だけで、今はメリットを多く感じている。
場所を選ばず、どこでも仕事ができるようになった。それに、M1チップが搭載されていてiMacよりもサクサク動くのだ。
職場にMac bookを持っていって、休み時間にすこし作業することもしばしば。時間を有効活用できるようになった。

3) 山善のDCサーキュレーター

以前までは、いわゆる大きな扇風機を使っていた。しかし、35㎡とミニマムな我が家には大きすぎて、オフシーズン中は貴重な収納スペースを圧迫していた。

悩みに悩んで買ったのが、山善のDCサーキュレーターだった。
サーキュレーターと扇風機のいいとこ取りをしたような、ハイスペックなモデルだ。なによりも、部屋に溶け込みやすいシンプルなデザインに惹かれて、購入した。
入切タイマーつきで、風量は10段階も調節できる。もう、ほぼ扇風機。
かと思えば、360°の首振りモードがついていて、空気の循環ができる。

一番嬉しいのは、前面・羽・背面が取り外せて、水で丸洗いできる点だ。部品を分解できても、水洗いできるサーキュレーターは少ない。水で洗うだけで汚れがするする落ち、新品のように綺麗になる。

…実は、ここだけの話。
販売開始してばかりの新商品だったからか、不良品に2回もあたった。
1回目は首振りするとギーギーと変な音が鳴り、2回目も首振りすると電源が落ちてしまう。
案の定、保証期間中だったため、不良品であることを伝えるとすぐに交換対応してくれた。(しかも2回も…!)
「さすが!山善さん」と、想像以上に丁寧な対応に何度も感謝した。


買ってよかった雑貨4品

1) 山崎実業のつっぱり棒用棚板

つっぱり棒の上に「伸縮つっぱり棒用棚板タワー S」を被せるだけで、平らな棚が完成する。なんともシンプルな構造だ。

今までは洗濯機の上の空間につっぱり棒を設置して、タオル類を置いていた。しかし、むき出しのつっぱり棒は、あまり好みではなかった。また、棒と棒の隙間にタオルがベロンと垂れ、見た目が気になる。

この板を設置したら、あたかも最初から棚が備え付けられていたかのように、シンプルな見た目になった。細かいモノも置けて、なにかと便利。
掃除はクイックルワイパーで、サッと拭けばキレイになる。

2) CanDoのボトルフック

お風呂の備え付けの棚の掃除が面倒で、すべて外したいと悩んでいた。
しかし、シャンプーやリンスなどのボトル類を床に直置きするわけにいかない。すぐに水アカやぬめりが、発生してしまうだろう…。

そう悩んでいた中、見つけたのが「ステンレスボトルフック」だ。
お風呂のボトル類はこのフックを使って、すべて浴室内のタオルがけに吊るしている。

吊るす収納にしたことで、水切れがよくなった。ボトル類についた泡などは、お風呂上がりにシャワーをかけるだけで、簡単に落ちる。
掃除が面倒だった備え付けの棚と、ついにおさらばすることができた。

普通用はこちら / 泡ボトル用はこちら

3) 無印良品のファスナーケース

ミニマリストになって、メイク道具がかなり減った。そこで、薄くて開け閉めしやすいポーチを探していたところ、無印良品で「ポリエステルダブルファスナーケース M」を見つけた。

名前のとおりファスナーが2か所あり、コンパクトながらも仕分けできる。メイク道具をすべて取り出さなくても、使いたい道具にすぐアクセスできる。

中身が見えやすいメッシュ部分には、ブラシやマスカラ、アイライナーなどの細々したメイク道具を。裏面の見えない部分には、アイシャドウやアイブロウパウダーなどの大きなメイク道具をしまっている。

汚れてきたら、洗濯乾燥機で洗っている。汚れやすいメイクポーチだからこそ、お手入れしやすい点もありがたい。(ただし、メーカー推奨ではないので自己責任)

4) in bloom Creer S

最後にご紹介するのは、鏡。
壁掛けの鏡はどうしても重く、壁に大きな穴を開けて固定するタイプが多い。今は賃貸物件に住んでいるため、大きな穴を開けるのは抵抗がある。

そこで見つけたのが、軽くて頑丈な壁掛けの鏡「in bloom Creer」だ。

アクリルミラーで、約160gと超軽量。しかも、割れにくい。フック部分が真鍮になっていて、経年変化を楽しむことができる。なによりも、上品なデザインに一目惚れしてしまった。

我が家では、夜は歯磨きにドライヤーと洗面所が混みやすい。今は洗面所の鏡と「in bloom Creer」で、ひとり一つずつ鏡がある状態になった。朝は洗面所を占領していたが、これで家族に遠慮せず堂々と身支度できるように。
暮らしに馴染むデザインでありつつ、賃貸物件でも設置できて大満足だ。

ミニマリストになって手放すことに重きを置いていたが、暮らしを豊かにするには新しいモノを取り入れてみる大切さを学んだ。


まとめ

昨年は、持ち家の実家から東京の賃貸物件に引越してきたこともあり、手放すことの方が多かった。
今年は手放す作業が落ち着き、暮らしのアップデートを重点にモノと向き合ってきた。モノが減ると、雑多な見た目が気になったり、機能面を追求したり、一つひとつのモノと真剣に向き合うことになる。結果、妥協で買うことが減った。

本当の本当にお気に入りのモノたちと暮らす日々は、心豊かで気持ちがいい。
来年はどんなモノたちと出会えるのか。今から楽しみだ。

次回は「キッチン道具編」をお送りする。
お楽しみに!

購入したのは、こちらのコート。カジュアルにも、フォーマルにも着られる。


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村上 はな
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