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金融機関の融資結果

約23年間のサラリーマン生活を捨て
一念発起してフランチャイズ(以後FC)に挑戦するべく金融機関に融資の申請を3機関に行いました。

■申請したのは下記3機関
・日本政策金融公庫
・自分のメインバンクの銀行
・地元の銀行

■準備物は下記6点
・創業計画書
・給与明細3年分
・源泉徴収票3年分
・銀行通帳3年分
・証券会社積立明細3年分
・各種見積もり
・食品衛生責任者認定書

■申請状況
・創業計画書はFC本部の実績をもとに計算を行い、直近一年間の収支計画、向こう3年間の収支の計画を記載。
・貯金については銀行に預けておくのは、金利も付かずもったいないと思っていたのでほぼありませんでしたが、退職金としてもらった残高はそれなりに確認できる状態。
・証券会社の残高はそこそこ積み立てられている状況。
・各種見積もりはFC本部から取り寄せ。
・住宅ローンなどの借入金は一切なし。

■個人的な予想
創業計画書は入念に作りこみ、銀行通帳には十分な金額(退職金を含む)、証券会社にも十分な金額が確認できる状況、借入金もなし、その他FC本部資料も添え、開店従業員として地元のインフルエンサーを雇用する確約取付まで行っていったので、どこかの機関で融資は決まると想定。

■結果
3機関すべてに断られてしまいました。

■断られた理由
・全く違う職業への挑戦、つまり実績も経験もない人間には信用がない。
・開業のための積立計画が見受けられない
・収支計画の信ぴょう性が欠ける(FC本部の試算をもとにした数字では信用が出来ない)

■感想
全ての機関で言われたのがこの3点でした。
確かに政策金融公庫の申請が通りやすくする方法などのYouTubeを見るとそんなことが書いてありましたが、会社員時代にいた部署の実績、銀行通帳の残高、証券会社の残高、負債無し、作りこんだ創業計画書、があるためそこまで難しくないと考えていました。

確かに金融機関の意見は理解できるのですが、始めようとする業態の経験がない人間は信用が出来ない、店開業のためにコツコツ貯蓄した実績が銀行通帳から確認できない、収支の計画がFC本部の数字を参考にしたのでは信ぴょう性に欠ける。と言われてしまっては、新規で挑戦・開業するハードルが高すぎでは。

今時違う業態に挑戦する人間は多数いると思いますし、低金利の銀行にまとまった金額をためるというのはもったいない。
収支計画もFC本部(実店舗)の数字を参考にしたのでは信ぴょう性がないのであればどのように試算して作成すればよかったのか。

今回は縁がなかったとしFCはあきらめることにしましたが、今回の花開院はとても良い勉強になりました。
この経験と知見をもとに、金融機関が納得する状況を数年間かけて作っていきたいと思います。

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