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Tacx Neo2Tレビュー

こんにちわ。

むらです。

今回は4月ごろに購入したTacx Neo2Tのレビューです。
Tacx Neo2Tはスマートローラーのなかでは上位機種で、購入を迷う方も多いかと思います。

値段もなかなか、、、笑

私は大体5ヶ月ほど使用しました。
今年は雨が多かったので使用頻度はそれなりに高かったと思います。
今回のレビューでは、

1. 音の小ささ
2.パワーの正確性
3.走行感

上記3つをお話ししていこうと思います。

基本的な性能や機能に関しては言及せず、実際に使って見た使用感を書いていきます。基本的な性能や機能に関してはメーカーのサイトなどをご覧ください

1.音の小ささ
音に関してはかなり小さいと感じます。ローラーは以前はタイヤマウント式のWahoo Kickr Snapを使用していましたが、スピードが上がるとかなり轟音が響いていました。また3本ローラーも使用していますが3本ローラーとは比較にならない静かさです。
私は鉄筋のマンションに住んでいます。かなり床が固くペットOKのマンションなので大丈夫だとは思いますが、階下には響く可能性があると考え下の写真のようにこのようにホームセンターなどで売っている緩衝材の上にローラーマットを敷いて使っています。
遅くとも22時半くらいまでの使用にしていますが今のところ苦情などは一切ありません。全体的に階下以外には配慮する必要はないと感じる音量です。低速時はチェーンの音鳴りの方が大きく感じるほどで、かなり小さいです。中速時はチェーンの音よりモーター音の方が少し大きくなってきます。高速時、アウタートップ寄りのギアでガンガン回すとモーターの音が結構鳴ります。振動というよりかはコォーーという高音です。Zwiftでレースなどをすると下りでもかなり踏むと思うのでそういったときにはそれなりにうるさくなります。

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2.パワーの正確性
次にパワーの正確性ですが、これはメーカー記載のスペック通り、かなり高いと感じます。現在ロードバイクにつけているパワーメーターはGarmin Vector 2jです。
Vector2Jに関してはパワーの正確性が高いと感じています。根拠はとあるヒルクライムコースの私のタイムと平均パワーが、ヒルクライムタイム予測計算のサイトなどで1w程度の差しかないからです。クランク式のパワーメーターは高ブレ、いわゆるハッピーメーター的な感じになっていることが多い気がします。
そしてTacx Neo2TはGarmin Vector2Jと比べて全く差はありません。踏んだときのパワーのレスポンスも同様です。なのでTacx Neo2Tはパワーの正確性が高いと感じます。

言い換えると自分の実力以上のパワーは出ないのでアンハッピーメーターと言えそうです。クランク式のパワーメーターを使っている人は注意が必要かもしれません。Tacx Neo2Tを購入する前に色々なサイトやブログで使用感を見ましたが、クランク式のパワーメーターを使っている人が、Tacx Neo2Tの方が10%ほどパワーが低く出るということでZwiftなどする際にパワー値に関してクランク式のパワメを使うことにした、という話を目にしました。
Tacx Neo2Tに関しては校正が必要ないとしているほどのメーカー自信作です。パワーは正確です。

3.走行感
最後に走行感についてですが、これはローラーで漕いでいるなーと明らかに感じる感触です。ダイレクトドライブだからなのか、ペダルに力を込めたときの自転車が進む感触がありません。人工的な感触がします。これに関してはタイヤマウント式のWahoo Kickr Snapの時の方がよかったです。3本ローラーなどはかなり実走に近いですが、それと比べると差は歴然です。
ただしモーターが内蔵されているため、漕ぎ出しをサポートとしてくれ、重たいギアで止めてしまった時などでもスムーズに漕ぎ出せる点は良いです。
あとはTacx Neoならではの路面再現機能は面白いです。未舗装路や石畳でガタガタなるのですが、カーボンフレームに負担がありそうな気がしてオフにしています。

・最後に。
上記の三点を踏まえ、総合的に考え自分はかなり満足した買い物でした。
唯一気になる点としてはこれはこの製品だけではなく、固定ローラー全般に言えることだと思うのですが、カーボンフレーム対するダメージが怖いです
専用のクイックを使えば大丈夫なはずですが、エンドを固定する部分がかなりギザギザしており、使用後フレームを外すとエンドのカーボンの削れた粉が少し手につきます。恐ろしい、、、多分負荷を強くすればするほど負担がかかると思います。
予算に余裕がある方はローラー用のアルミまたはクロモリフレームが欲しいところですね。

以上です。迷っている方の参考になればと思います。


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