フィンランドはやっぱりすてき〜学校視察を終えて〜

フィンランドの教育はすすんでいるだの、
いや、それは2000年代のはじめで、
今はPISAの学力テストで成績が落ちてきているから
フィンランドの教育はレベルが低くなっているだの、
いろいろなことがネットにかかれています。

詳しくはまとめて報告の機会をもちますが、
結論から言うと、
フィンランドの教育、というよりも、フィンランド社会が高度な水準を維持していると言えます。

確かにフィンランドにも教育だけでなく、社会全体の課題があります。
それに複合的な要因でPISA学力低下は事実のようです。

しかしながら、それだけでははかれない量的、質的なよさが確実にあるというのが私たちの印象です。

きっと小手先の改善、例えば教師の研修やICTの推進、学習指導要領の見直し、教師の働き方改革、学校の特色づくりでは到底到達できないレベルにあるといえるでしょう。

数え上げればきりがないくらいのよさがあげられますが、
根本は人が大切にされている
ことがあげられます。
人には子どもたちだけでなく、大人も含まれます。

特別な支援の必要な子だけでなく、
みんなに個々必要なことが考えられていて、
アットホームで安心できる環境で学んでいます。

3日間、街ゆく人、地元で働く人々を観察して、
実感していたことが裏付けられた1日となりました。

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