駅についたらどんこのあら汁、唐揚げ、肝あえ
晩ごはん用にお刺身を買おうと思ってサンフィッシュ(釜石の市場)にいったら、
イベントスペースにキヨちゃんと釜国(かまこく:釜石市国際外語大学校)の学生たちがいて、なにやら楽しそうにしてた。
どんこをさばいて料理して、いままさに食べるところ、だった。
キヨちゃんは魚系地域おこし協力隊。
釜石の魚の素晴らしさを市民にも観光客にもみんなに知ってもらおうというナゾのミッションの「ちおこ」(地域おこし協力隊)。
「むらさんもいっしょにどうぞ」
ラッキーな日だなあと思った。
東京からの新幹線でずっと仕事してて、
どこかの駅だなとふと顔を上げたら「新花巻」。
「やばい!」っとパソコンやらノートやら広げていたものを全部バッグに詰めた。
危うく降りそこねるところだった。
改札をでたら、釜石線のアナウンス。
「止まってまーす」。
大雨による倒木で、運行停止。
めったにない「代行輸送します」ということで、
バスだとうれしいな、と思った。
バスだと遠野とかいろんな駅にも止まって、
ちょっとしたバスツアーみたいになるから。
でも、代行はタクシーだった。
タクシーなら釜石駅に直行する。
しかも所要時間1時間。
釜石線の半分の時間。
で、あっという間に釜石に着いた。
メーターを見ると、ぜったいに乗ってはいけない料金が表示されていた。
ラッキーが続いている。
話は冒頭に戻って、キヨちゃんたちがイベント食事。
どんこのあら汁、どんこの唐揚げ、どんこの肝あえ、ナメタガレイの刺身。
気温28℃。薄ぐもり。
市場に立ち寄ったら偶然、どんこ尽くしのランチにありつける。
さすが釜石。