フランスでも教育にはラグビー
オリンピックの父といわれているクーベルタン男爵が、
実はフランスでラグビーを普及させた人だったってことが、
今朝の朝日新聞の「天声人語」に書いてあった。
19世紀のこと、当時のフランスは普仏戦争(プロイセンとフランスの戦争)に負けて自信を失っていたところ、
誇りを取り戻すために反映しているイギリスに学ぼう、
ということで、ラグビー校を訪れて、
この学校の教育思想に惚れ込んで、
ラグビーを「教育システムのためのスポーツとして熱心に促進した」らしい。
「教育システムのためのスポーツとして」
というのが、とてもいい。
わたしも「ラグビーを活かした教育」を政策に掲げている。
釜石は「ラグビーのまち」といっているが、
大人も子どももラグビーばかりをやっているわけではない。
野球やサッカーのほうが盛んだし、
実際に釜石高校ではラグビー部員は15人に満たず、
釜石高校単独ではチームを組むことができない。
ではなぜ「ラグビーを活かした」教育なのかというと、
ラグビーには「5つのコアバリュー」というものがある。
・品位
・情熱
・結束
・規律
・尊重
人間形成に必要なコアバリューだ。
ちなみに、ラグビー校の姉妹校(ラグビースクールジャパン)は今年、
千葉に開校した。