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「オーセンティック・リーダーシップ」ってなに?

オーセンティック・リーダーシップというのがある。
自分らしく、弱さも欠点も不得意もさらけ出して、
そのうえで、チームワーキングを進めていく。
リーダーシップのひとつの形態で、最近注目されている。

沖縄に建設中のアミューズメントパーク「ジャンクリア」。
その責任者の佐藤大介さんと大隈塾の打ち合わせをしてて、
ふとそれがでてきた。

佐藤さんは三井物産から星野リゾートに転職。
30代にして傾いていた大型ホテル青森屋を立て直し、
トマムリゾートを立て直し、
星野リゾートから株式会社刀に席を移して、
いま「ジャンクリア」を立ち上げている最中。


去年の大隈塾の講義では、
そんなグレイトな経歴の佐藤さんでも、
悩み、ときには人に会えないぐらいになり、
部下をつけないひとりで仕事するポストに就かせてもらったり。
副業として父方の故郷岩手に地域活性化の手伝いをして、
それが自分らしさを取り戻す糸口になったりした。

弱い自分をさらけ出す、そういうところが、受講生たちの心をワシヅカミにした。

まさにオーセンティック・リーダーシップ。

ただし、自分に正直なだけではもちろん、人はついていかない、動かない。
オーセンティック・リーダーシップを発揮するためには、
5つのポイントをきちんとおさえておくこと。

①自らの目的をしっかり理解している
②しっかりした価値観に基づいて行動する
③真心を込めてリードする
④しっかりした人間関係を築く
⑤しっかり自己を律する

「日本の人事部」https://jinjibu.jp/keyword/detl/874/

このリーダーシップは生来のもの、生まれながらのものではない。
いまからでも学んで身につけられるヒューマンスキルだ。