見出し画像

今回の選挙でのオススメ

参議院議員選挙が始まった。

女性の候補者は全体の33.2%。
やっと3割を超えたけど、戦後の国政選挙では初めてのことらしい。

いつもなら、選挙区は個人、比例は政党で投票してた。
でも3割を超えたなら、その3割を生かして、
比例も個人に投票することにした。
しかも、女性の中から選ぶ。

なんで女性の候補者が増えないかというと、
現職の議員に男性が多いから、というこの一点にかかってて、
現職の議員はそりゃ辞めたくないし、
政党としても当選可能性は新人より現職のほうが高いから、
どうしても現職優先にしてしまう。

だったら現職の女性の議員を増やせばいいってことで、
選挙区も比例も女性を選ぶ人が一人でも多くなったら、
女性の当選者が増える。
そうすれば、次の選挙でも女性の候補者を増やすことができて、
女性の候補者が増えれば、女性の議員を増やせる。

法律では、政党は「男女の候補者数を均等に」することが求められている。
つまり、半分女性で半分男性、と。

だから3割なんてまだまだで、
しかも女性の候補者を増やしたっていっても、
立憲民主党でも6月16日になってようやくいまの候補者が確定した。
なので、「単なる女性の数合わせならばいかがなものか」というベテラン女性議員のコメントもある(6月23日付朝日新聞3面)。

数すら合わせられないできたんだから、
数だけでも合わせられるようになったら上出来じゃないですか?

女性が増えても程度の悪い議員が増えるだけだ、という声もありますが、
男性だって邪な道を歩いてるのがバンバンいるじゃないですか。

男性高齢者で「失われた30年」になってるんだから、
女性若年者に交代してほしいですよ。

ってことで、みなさん投票に行きましょうね。
投票に行ったら、比例も個人で女性に。