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Newなノーマルから、Noなノーマルへ

No normalな時代

さすがの山口周さんだな、と思った。

New normalではなく、No normal。
もはや「標準」「普通」「これで揃えましょう」ってのはない時代になってる。

No normalな時代の組織とワーキングスタイル

というのがトークのテーマだった。
(「個を活かすマネジメント改革2020」)

標準なんてない時代だから、
正解もないし、定石もない。
勝ちパターンにこだわっていると、逆に危ないかも。
すぐに陳腐化するかもだし、新しいやり方がどんどんでてくる。

たとえば、zoomでの授業(会議)のやり方も
4月にスタートしたとき、8月9月を過ぎて、
10月すら終わろうとしているいま、
どんどん進化してきている。

っていうことに気が付かないと、けっこうヤバい。

勝ちパターンがなくなっていく。
知識と経験が、不良債権化していく。

リモートな働き方に慣れてきて、
組織の中でリモートな働き方の人たちが増えてくると、
その組織には遠心力が働いてくるのではないか。
遠心力を求心力に変えるために強制力を働かさせると、
ますます遠心力に拍車がかかる。

求心力を持たせるには、強制ではなく、共感。
共感のためにはミッション、ビジョンが必要で、
組織が組織であることの目的と、
メンバーの役割分担をはっきりと示す。

オンライン、リモートがノーマルなのか。
そうではなく、フィジカル(って山口さんいってた)のほうが
じつは幸せ感が高い。

No normalは「これで決まり!」がない。
なんか、楽しい!