セリ鍋に極太うどんを入れたら夢のように美味しかった
「東北食べる通信」から秋田県湯沢市のせり「三関セリ」が送られてきた。
秋田のセリは根っこが長く、根っこが美味しい。
秋田でセリといえば、五城目で食べるだまこ鍋が絶品で、
ふと、だまこ(ごはんを潰して団子にしたもの)の代わりに、
極太のうどんを入れたら美味いに違いない!
と思いついた。
それで、近所に住む友だち誘って鍋パーティをすることに。
近所に住む、ってことは、お酒を飲んでも歩いて帰れる、ということ。
公共交通機関が薄い釜石では、
お酒を楽しんだら「運転代行」で帰らないといけないことが多い。
今回は「思いつき」で上手くいくかどうかわからないから、
近所に住む友人にお声がけ。
(飲まなくてもいい!という奇特な人もクルマに乗ってやってきた)
地元の肉屋さん(工藤精肉店)で鶏ガラと鶏肉買って、
鶏ガラでコトコトコトコト出汁をとって、
地元の醤油(藤勇)と地元の酒(浜千鳥)で味付けをして、
秋田のセリ、秋田のしいたけ、青森の舞茸、北海道のニンジン、
地元のネギと豆腐。
仙台のセリも食べ比べのために買ってみた。
そんなに気張ってこだわったわけではないけど、
東北って美味しいなと改めて思った。
釜石は海側の街なのに、山の食材ばっかり使ったけど、
それでも滋味深い味わいだった。
結果、だまこの代わりにうどんをいれてもすごく美味しくなる。
米もいいけど、小麦粉もいい。
ちなみにうどんも地元の麺屋さん(川喜)。
太めんと細めんと、市販されてない(釜石では)極太のうどん。
この楽しみ方を、「川喜ノ麺祭り」と誰かが名付けた。