見出し画像

市議会議員全員で研修を受けた

昨日は議会改革の研修だった。
講師は、早稲田大学マニフェスト研究所研究員で青森大学教授の佐藤敦さん。

「議会基本条例、守ってますか?」という振り返り。
議会基本条例は、
・議会の役割と活動原則
・なんのために議会はあるのか
ということが書いてある条例。
議会、議員が守らないといけない条例。

たとえば、
・公開が原則
・政策立案、提言
・行政チェック
・広報
・合意形成
・市民との協働
・議会改革
などなどが規定してある。

この中で、釜石市議会が最も苦手にしているのは、
「合意形成」
(個人の感想です。感想には個人差があります)

つまり、議員の間での議論をあまりやらない。
そういう、議論の場をつくらない。
もちろん、委員会とか本会議の議員間討議の時間はある。
が、それを有効の活用しているのか、
というと、活用できてない。
委員会で議論になろうとすると、

「会派に持ち帰ってもんでください」

仲がいいグループで話し合ってから、
もう一度この委員会で決めましょうか、ということになる。

議論にルールもない。
持論を貫き通す。
ぶつかってばかりで、やがてそれがめんどくさくなって、
議論を避けるようになる。

お互いのコミュニケーションの量が少ない。
だから、固まってしまった偏見から出られない。

以上、ところどころ個人の感想じゃなく、
研修での対話の中ででてきたことを書いた。

「今日の研修を振り返って、今任期、議会改革として、あたなはまず何をしたいと思いますか?」という設問に対する答え