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マエストロのクリスマスメドレーにハミングで応える

こんなことあるんだぁ、へぇ〜。

現役のベルリン・フィルのカルテット。
オーボエとバイオリンとヴィオラとチェロ。
モーツァルトの曲が釜石のホールで軽やかに響いている。

「魔笛」では佐渡裕さんがオペラのト書きを読む。
カルテットが弾く、ト書きを佐渡さん、カルテット、佐渡さん、
繰り返されてオペラが進んでいく。

「ちょっと横にそれますが」
「魔笛」の劇のテーマは「沈黙、水、炎」。
モーツアルトはフリーメイソンのメンバーで、
フリーメイソンは「3」が好き。
だからこのオペラには「3つのテーマ」「3人」「3兄弟姉妹」などなど「3」が散りばめられている。
佐渡さんが一年のうちの半分を過ごしているウィーンの自宅の近くにも、フリーメイソンの支部がある。
とか、めっちゃプライベートなこともしゃべっちゃう佐渡さん。

「魔笛」は興奮のうちにフィナーレ。
アンコールがあって、4人と1人が舞台袖に引っ込む。
拍手は鳴り止まず、2回目のアンコールは、
佐渡さん自らフルートを吹いてクリスマスメドレー。
佐渡さんはもともとフルート奏者なので。

そのマエストロのフルートのクリスマスソングにハミングで応える釜石の人たち。
文化程度高いわー。

そして佐渡さんが引っ込んで、
ベルリン・フィルによる3度目のアンコール。

シビレた。
ホントの本物だった。

落語会のような演目サービスは市民ホールのホスピタリティ
ボサボサとツルツル。佐渡裕さんの親友でありわたしの恩師である吉里吉里吉祥寺の高橋英悟和尚