「新しい時代」を知らない最後の日だ。
明日から新しい時代になるわけじゃなけど、
新しい時代がなんていう呼び名で歴史に記されるか、
それがわかる日で、
今日はそれがわからない最後の日だ。

わかったからどう変わるわけじゃないだろう。
けど、わかったら変わるものもあるだろう。

「じゃ、いっちょがんばってみるか!」

と気合が入るかもしれない。
NHKのテキストが一番売れる月だし、
NHKラジオやテレビで学び始める人が一番多い日でもある。

自分で選んで学ぶ、ってことだ。

昨夜は、本間正人先生主催の勉強会だった。
いくつかプレゼンを聴いた。
・i専門職大学
・ポジティブ心理学
・アルタナユニバーシティ
・エッセンシャルマネジメントスクール

どれも最近気になっていたコンテンツで、
いろんな学びになった。
本間先生のファシリテーションだから、
ひとつのプレゼンが終わると、

「は〜〜〜〜い、じゃあ隣近所の人と感想の共有をしてくださ〜〜〜〜い」

となる。
偶然、わたしの「隣近所」には、
「人と経営研究所」の大久保寛司さんと、
「トビタテ!」の清水元承さんと、
エッセンシャルマネジメントスクールの氏家おりえさん、だった。

贅沢すぎる偶然。
これって、プランド・ハプンスタンス(計画された偶然)かもしれない。

アルタナユニバーシティとエッセンシャルマネジメントスクールは、
夜スタートか夜までかかるかのコンテンツだったので、
興味はあったけど、やめておいた。
どんな人がくるかも、ある程度予想できたし。

18:00以降の勉強会には参加しないようにしている。
ご飯を食べる時間が遅くなるから、
3時(26時)起きの私としては甚だ辛い。

今回の勉強会は、本間先生のだったから、19:00スタートでも参加した。
本間先生の勉強会には、特色ある人たちが集まるし、
学びになること、つながりになることが多いから。

で、実際にいろいろ学んで立ち食いそば食べて、帰って、寝た。
今朝、お風呂に入って『億男』を読んでいてはっとした。

まず、
「1円を笑うものは、1円に泣く」
これを人に当てはめたら、どうなるか。

「出会った人に軽重をつけたら、いい出会いはなくなる」

意識や意欲をもって集まる人たちに、
この人は有用、この人はいまいち……
ということをやっていいのか。

つぎ、
3時に起きて、ホントは何をしているのか?

何もしてないことはないし、家族の役にもたっている(つもり)。
でも、3時に起きないとできないことなのか?
3時に起きることが、手段ではなく、
3時に起きることが、目的化してないか?

もしかして、もう少しがんばって学ぶ気になれば、
夜の勉強会にも、もっと参加できるかもしれない。
どっちをとるか、選んで学べるかもしれない。

そして、
昨日から、これも偶然に、J-wave聴いてたら、『「エンタメ」の夜明け』を紹介していた。
東京ディズニーランドがどうやってできたのか、伝説のプレゼン、とかなんとか。
webで調べると、オーディオブックで聴くとすごくいい、
っていう意見もあって、オーディオブックのアプリ入れて、
『「エンタメ」の夜明け』聴いたら、はまってしまい、
三井不動産VS三菱地所の伝説のプレゼンもさることながら、
手塚治虫がウォルトディズニーに送った手紙も興味深く、
さらに、ウォルトディズニーがどんな思いで
ディズニーランドをつくったか。

子どもたちと家族の幸せのため、

なんですね。

これが、ポジティブ心理学の、
「幸せになるための教育」
にぴたっとはまって、

さらに、エッセンシャルマネジメントの
氏家さんの名刺の裏には、

「自分と相手の幸せを
常に念頭に行動できていれば
本質からはずれないでいられるはずです
== 本質行動学 ===」

と書いてある。

お風呂で『億男』読まなかったら、
もしかすると昨日ように点と点がつながらなかったかもしれない。
つながらなかったら、どうなるか。

新しい時代を知らない最後の日の
プランドハプンスタンス。
明日は、大隈塾「たくましい知性を鍛える」の書類選考の日。
学生たちに役に立つ仕事をしていきたい。