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ミニマルなこととリミテッドなこと

読書会で「ミニマル」と「リミテッド」はどう違うのか、
という話になった。

あーだこーだと対話した結果、

ミニマル:最小限の、必要最低限の。これ以上削れない。意図的に最小限にしたもの。

リミテッド:限られた、一定の制約や制限のもの。量や範囲が限られている。選択肢が少なく「仕方なく」。

ということになった。

ミニマルな考え方、「ミニマル思考」ということになると、

思考の断捨離
アタマの中のどうでもいいこと、考えても仕方がないこと「ガラクタ、ジャンク」を削ぎ落とし、残った最小限の「考えるべきこと」に集中する。

『ミニマル思考 世界一単純な問題解決のルール』 鈴木鋭智 かんき出版 2016年


「ミニマリスト」とはなにか。

「大事なことを強調するために、あえて少なくする人」

『手放す練習 ムダに消耗しない取捨選択』 ミニマリストしぶ KADOKAWA 2022年

ちなみにこの『手放す練習』によれば、
ドラマの演出では、

貧乏人の家はモノをわざと増やして部屋から余白をなくすことで「貧困」を表現し、
豪邸はモノを減らして「余裕」を表現する。

『手放す練習』

と。

釜石に移住するときにかなりモノを捨てた。
大きなものはダイニングテーブルだけ。
洋服はトランクひとつ、ぐらいだった。

人生の転換期には「仕方なく」ではなく、ミニマル志向になる。