アタマとココロにサプリメントを
アタマとココロにうるおいと栄養を。
アタマとココロにサプリメントを。
ということで、朝から盛岡にいって、
午前中は美術館、午後は議員研修を受けてきた。
いい天気だった。
盛岡は4日連続真夏日。
6月では66年ぶりだそうで。
県立美術館では、「川端龍子展」。
女の人だとずっと思っていたら、
「かわばたりゅうし」、男性だった。
対象から昭和にかけて活躍した日本画家。
日本画の大家横山大観をして、
「一にも川端、二にも川端」
といわしめたほどに、猛烈な存在感を放っていた。
(『川端龍子展 図録』より)
「会場芸術」と呼ばれる大きな作品が多く、
大きなキャンパスや何枚もの屏風に描かれる。
けど、細かい描写、巧みな構図、超絶技法。
どどどーと流れる渓流の絵のど真ん中に黒いチョウチョ(「奥入瀬」)。
梅の木のもとに俳人高浜虚子。よく見ると梅の木は端から春の花、夏の緑、秋の黄色、冬の雪と、一本の梅の木で四季を表す(「花鳥諷詠」)。
平安、鎌倉時代の蒔絵のように濃紺の地に金で描く、しかし描かれているのは雑草という(「草の実」)。
楽しみにしていた竹垣を見ることなく亡くなった妻へのオマージュ(「龍子垣」)。
日本画ってすげー、っと思いながら、あっちうろうろこっちうろうろしてた。
戦争で死んだ息子、残された孫たち。終戦直前に病死した妻。
家族への愛がふわっと描かれていて、ホロッとする。
絵を観て目頭が熱くなったのは、初めてかもしれない。
さて。
「議員のための政策課題研究講座」の5回目。
わたしにとっては2回目の参加。
今回のテーマは「税財政」。
財政の仕組みや役割を学んだ。
国の税制と財政、地方自治体の税制と財政。
地方財政の課題、補助金改革に関しても講義を受けた。
いろいろ学んだけど表面的。
ヒントはもらったから、ちゃんと復習して釜石のまちづくりに活かさないと、
このままでは雑談として話が出た、
「飲み放題にはエビスビールがいい」
重くてお腹いっぱいになるから。
スーパードライはさらさら入ってくるから、
どんだけでも飲まれてしまうらしい。
店側としては、単価が高い生ビールはそこそこでやめてもらって、
あとは焼酎とかハイボールとかにうつってほしい、と。
これだけは、その場でお腹にすとんと落ちた。
アタマとココロにうるおいと栄養を。
プレモル飲みながら釜石に帰ってきた。