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自己啓発本を読むように言う上司は全員無能

皆さんが今働いている会社には


自己啓発本を読むように言ってくる上司


はいないでしょうか?


私自身、過去に働いていた会社では、


○○を売るには○○しろ!

とか

0から100を作る〜


こんな感じのタイトルの自己啓発本を上司から渡されて


勉強になる!

選択肢の幅が広がる!

お前の成長につながる!


こんな感じの事を言われて自己啓発本を無理やり読まされた経験があります。


一見すれば、部下に啓発本を読ませる事で学習させて収益を上げられるように指導しているように見えますし、部下の事を考えているいい上司なのでは?と思いがちですが、実際は有能どころかどこからどう見ても無能でしかありません。


なので今回はなぜ自己啓発本を読むように言う上司は全員無能なのか書いていこうかと思います。


無能ほど業務時間外に強制する


まず、上司に言われて自己啓発本を読む行為って完全に業務命令であり、会社が利益を得るために部下に勉強させるという業務であり仕事なんですよ。


なので、業務時間内に自己啓発本を部下に読ませているのであれば何も問題はありませんが、大体の上司って


家で読んでこい!

明日までに読んでおけ!

これ、宿題ね


などと言って業務時間外に自己啓発本を読ませようとしてくるんですよね。


こう言う時、部下の事を思っているから言っているみたいな事を言う上司って結構多いですが、これってただ単に


金は払わずに部下に仕事を押しつけられるようにしたい


というクソみたいな考えを押し付けようとしているだけでしかありません。


これが有能な上司であれば、部下に啓発本を読ませる場合、業務時間内に読書をできる時間を作りますし、もしやむを得ない理由で勤務時間外にさせなければいけない場合であっても時間外手当や残業手当などを決められた額を支給して対応するんですよね。


そして何よりも、部下に業務命令を出しておいて無償で業務をさせる行為は労働基準法違反であり犯罪行為なので絶対にしないんですよね。


他人から強制される勉強ほど時間の無駄使いはない


これもはっきりと言い切れることですが、他人から強制される勉強ほど時間の無駄使いはないんですよ。


全く興味がない、自分のためにならない、実施したとしても自身に何のメリットもないと思っている自己啓発本を読む行為を上司から強制されて無理やりしたところで、普通に啓発本に興味があって読んでいる人に比べて覚えられる量って極端に減りますし、嫌嫌読むのでスピードも当然遅くなり無駄に時間を費やすだけでしかありません。


それに、本来部下が仕事をしていたはずの時間を削って学習する気が一切ない部下に啓発本を読ませるという会社の収益を下げる行動を部下に取らせている時点で無能なんですよ。


それなら、業務時間を無駄に削って啓発本なんて読む気のない部下に無理やり読ませるより、業務を実施している部下に適切なアドバイスを送ったり、部下の力量を見極めて徐々に仕事量と給料を比例させて増やしていくなどすれば部下もどんどん仕事をこなしていきますし、出来る仕事が増えていくので啓発本なんて読まなくても、普段からしている仕事が勉強になりますし、色々な仕事を経験する事で選択肢が広がりますし、できる仕事が増えていくので成長にもつながるんですよね。


つまり他人から強制される勉強ほど時間の無駄使いはないですし、そんなくだらない事を仕事の時間を削ってまでさせるくらいなら、部下の力量を早々に見極めてどんどん仕事を完遂させていけば会社の収益も上がり、部下もできる仕事が増えるので会社にとっても部下にとっても時間の無駄使いどころか時間を有意義に使えるんですよね。


なので部下の啓発本を読むように言っている上司は上記のような部下が時間を有意義に使えるようにせずに


啓発本を読めばメリットしかない!


とかいう考え一辺倒の視野が狭いバカでしかないと言えます。


上司にはメリットがあるけど部下にはデメリットしかない


そしてこれなんですが、部下が啓発本を読む行為って上司にはメリットがあるけど部下にはデメリットしかないんですよね。


まず、上司自身が


勉強になる!

選択肢の幅が広がる!

お前の成長につながる!


などとあたかも部下側にメリットがあって、さも部下の事を思っているかのように言っていますが、これらは全て会社側だけがメリットを得るための言葉でしかありません。


そもそも、部下が啓発本を読む事によって勉強になったり、選択肢の幅が広がったり、成長に繋がれば得をするのは誰?って話です。


こういう時、無能な上司ほど


部下であるお前以外ないだろ?


と言ってきますが、実際は部下が啓発本を読む事によって勉強になったり、選択肢の幅が広がったり、成長に繋がれば当然できる仕事が増える訳ですから会社や上司としては今まで以上に仕事を投げられるというメリットしかありませんが、部下側からすれば、単純に仕事量が増えるだけでしかありません。



もしこれが、


啓発本を読んでできる仕事が増えれば給料が上がる!

とか

ボーナスに特別手当が上乗せされる!


とかであれば部下側にもメリットがあり、お互いwin-winの関係なので、自己啓発本を読んでもいいかなと思わなくもないですが、こういう時無能な上司ほど


給料は契約で決まっているから


などと言ってくるだけでしかありません。


例えるなら、


お前、明日から休みなしの月給1円な!


みたいな感じで会社側には明らかなメリットがあるけど、部下側には一切メリットがなくデメリットしかない行為を強制しているだけでしかありません。


そんな自分がメリットを得られれば部下はどうなってもいいみたいな思考を持っている上司とは一緒に働く価値はないと言えますね。


最後に


自己啓発本を読むように言う上司は全員がもれなく無能です。


はっきりと言い切りますが部下が自己啓発本を読む必要は皆無です。


あれは、役職についている人や社長などの会社を運営している人の成功談などが書かれているのが大半で、何の決定権も持っていない下っ端の従業員が読んだところで無駄でしかありません。


こういう時無能な上司ほど


今後のためだ!


などと言いますし、実際に私も言われた事がありますが、啓発本なんてどんどん新しいものが出でアップグレードされていきますし、その時の最新版を読めばいい話です。


今出ている啓発本の内容が20年後も通用するかと言えば間違いなく時代遅れでしかありません。


有能な皆さんがこんな無能のために犠牲になる必要は全くありませんし、働き続けたとしても精神的身体的にしんどい思いをするだけでしかありません。


もし今働いている会社に自己啓発本を読むように言う上司がいるのであれば、部下の事を一切考えずに自身のメリットしか考えていない無能でしかないので今すぐにでも転職や退職をする事をおすすめします。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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