失敗に対する姿勢から個性を見つけられるかもしれない 408-20240302
失敗していない人はいない。失敗していないことを証明することは難しい。僕はそう思います。
いつも成功しかしていないという人もいなければ、失敗ばかりだという人もいないのではないかと思います。基本的に成功は失敗からできてくるものだと思うというか、失敗があるからこそ成功があるのであり、成功という理想系のようなものがあるから、失敗という概念が生まれてくるのではないでしょうか。
パン作りにおいて、というふうに語るにはプロではないのでなんとも言えないところもありますが、パン作りにおいては僕はかなりの数を失敗しています。というか、成功していない。成功しているように思っても、やった!とそのときは嬉しくなっても、いざ形や食感、香り、味などなどの要素を目で見て、鼻で吸い込んで、歯で噛んで、口に含んで、舌で味わうと、これは焼成には成功したがまだまだ失敗の部分がたくさんあって、とても成功のものとは言えないなとおもってしまいます。
そんな職人的なところがあるというのも自分の中では驚きではあったのですが、やはり血は争えないというか、そういう星の下に生まれてしまったのか、遺伝子の影響なのか、単に個性なのかどうかは全然わかりません。
こういうふうに思うということは、伸び代がまだまだいっぱい残っているんだろうな、と肯定的にとらえています。正直なところ、どう改善したら上手くなるのだろうかというのはなんとなく、勉強して科学的な知見を得たり、一流のパン職人の所作を見たりすれば、どこかしらの学びはあるような気がします。
そういうふうに思えることって少ないような気がするので、この感覚は大切にしたい。バイクは、バイクもやりたいことはあるけど、骨折とかするとシャレにならない事態におちいるので、それはそれで困っちゃう。
まだまだやれることはある。副業にもなっていないし、そもそもフルタイムでパン屋をやるつもりもないが、パンの研究は面白い。酵母菌も増やしたら楽しい。
失敗するってことは、まだまだ伸びしろがたくさんあるということだと、認識を変えてみると自分のいい個性にたどり着けるかもしれませんね。それでその個性がどうあれ、ジャッジせずに、自分のものとして活かせる方向に進めるといいのかも。
はい。以上です。
※TOP画像はDALL-Eで作成しています。
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