7月11日ハンナ・アレント
今日も『まいにち哲学』(原田まらる著)から1ページ、哲学の基礎を(どちらかというと入門レベル)学んでまいります。
(いよいよ何日遅れなのかという…)
今日7月11日はハンナ・アレントのお言葉。
「消耗と再生の循環のバランスを崩してしまうものは(…)基本的な幸福感を台無しにしてしまうのである。」
消耗する苦しみと再生の喜びが循環し続けることで、幸福は永続的なものになるということらしい。(わからなくもない)
ハンナ・アレント(1906-1975)はアメリカの政治学者・哲学者でユダヤ人。ハイデガーの教え子であり愛人でもあったが(?!)ハイデガーがナチスに加担したのち、アメリカに亡命。「悪は、悪人ではなく、思考停止の凡人がつくる」といった大衆社会の研究も行う。
この大衆社会の研究の方が面白そうなので、時間をつくって調べてみたいです。