崩壊の音

それでなくても小さく狭い自分の世界が少しずつ崩れていくような、そんな感覚がする。
私が立っている地面の、その端っこから。
砂時計の砂が落ちるように。
世界の最果てから砂になって。
彩度をも連れ去っていくのをただ見ている。




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