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#43_誕生日には、言葉を贈る(2022/2/27)
最近夫が誕生日を迎えました。
どんなふうにお祝いした?というなんの特別でもない話。
「手紙がほしい」と言った義母
誰かに何かを贈るとき、思い出す言葉があります。夫の母親との生前にしたやりとりで、「誕生日何かほしいものありますか?」と質問したときの答え。
「そうねえ、心のこもった手紙がほしい。それだけでいいわ」
何かモノを贈りたい(贈らねば)、という価値観は覆され、そのときから、少しずつ「言葉を贈ること」を意識するようになりました。
美文字の練習を始めた目的も、美しい字の手紙を書くため、が大きいです。
大切な人の誕生日には「心を込めた言葉」を
夫への誕生日は、まず手紙を書く前にノートに思いつくの感謝の言葉を並べてみました。(モーニングページでやっている「Appreciation List」の応用バージョン)
そして、新しい便箋と封筒を買って、誕生日にふさわしい言葉たちを選び、心を込めて書いていきます。
桜の花があしらわれた便箋に感謝の言葉を載せて、この心が夫に届いたらいいな、夕食&ケーキのあとに手渡し。(ちなみに夕食は夫のリクエストで焼きそば😂まるで映えない😂)
夫はそれなりに喜んでくれた様子。
私も日頃はノート書くだけで留めていた言葉を届けられて、満たされた気持ちになりました。
その人の心と時間をのせた「手紙」
夫の母の言葉は、「私はいつからモノに頼るようになったんだろう?」と考えるキッカケにもなりました。
そして心のどこかで、自分も丁寧な言葉を贈れる人になりたい、という気持ちがあったという気付きにも。
丁寧な言葉の書かれた手紙をいただくと、その人が書いた姿、手紙にかけた時間を想像する。そしてその人の大事な時間をいただいたように思う。
その姿が心に残るのかもしれません。
モノも、その人が選んでくれた姿を想像するんですけどね。
特別な日だけではなく、日常から「言葉を贈れるようになる人」になりたい。そのためによい言葉を心に貯めていきたいな。
あなたは大切な人に、いつ、どんな言葉を贈っていますか?