見出し画像

スペイン旅行記② / 1日目 - ミロ美術館、ピンチョス通りを堪能-

2024スペイン旅行記その①はほぼ観光のことは書かずにカンペールのホテルの紹介になってしまいました。バルセロナでホテルを検討されているそこの貴方、悪いことは言いません。是非、Casa Camper (カサカンペール)に宿泊してみて下さい!




1. ミロ美術館を堪能


さて、ホテルチェックイン後は、お目当てのミロ美術館に行くことにしました。スペインと言えば、ピカソ、ダリ、ミロ、エル・グレコなど有名な画家をたくさん輩出していますね。


バルセロナには、ピカソ美術館、サグラダファミリア、カサバトリョ、カサミラ、カタルーニャ音楽堂など、訪れるべき美術館や建築物の数は枚挙に暇がありません。私はバルセロナが好きすぎて6回行っているはずですが(いつか「ここが私のアナザースカイ」と言ってみたいものです)、いまだミロ美術館は行ったことがなかったため、今回行ってみることにしました!

ホテルかミロ美術館までは、公共交通機関を使っても徒歩でも30分程度。天気も良いし長時間フライトで全く体を動かしてなかったので、歩いて向かってみることにしました!

気持ちの良い陽気で、歩いているだけでテンションが上がります。バルセロナは街が有機的というか、自然と建築物が一体化しているように見受けられるのが感銘します。あと改めて気づいたのですが、ドッグフレンドリーな街でして、ふと入ったパン屋や服屋さんでもお客さんが普通に犬とともに入店していました。

通りがかったおしゃれ系パン屋。朝食を食べてなかったら買ったのに・・
なんか好きな雰囲気
花屋も絵になりますな
バルセロナ市のシンボル・マークの路面。バルセロナ・フラワー(Flor de Barcelona)と言います。
そろそろ美術館が近くなってきました


車に猿が!!



モンジュイック方面に登ること30分。ようやくミロ美術館に到着しました。

ミロ美術館入口
可愛いオブジェがお出迎え!


今回入場に関してはARTICKET BCN という共通ミュージアムパスを事前に買っておきました。これはミロ美術館他、MACBA (バルセロナ現代美術館) や ピカソ美術館など6つの美術館が入れるミュージアムパスです。6館すべて廻ると69ユーロかかるのですが、ARTICKETだと38ユーロです。事前にオンラインで購入して、美術館のレセプションでパスポートと引き換えます。


このパスポート自体は1年間有効なので、仮に行けなかった美術館があったとしても、1年以内であればこのパスポートが使って入場できます。このパスポートの良いところは窓口で見せるだけなので、チケット購入の列に並ぶ必要がないところですし、入場に際して事前の予約なども不要です(優先的に入場可)。

articket。パスポートぽくて粋
こんなふうに行ったところをスタンプ押してくれます


さて、ミロ美術館ですが、そんなミロの顔あったんだと思わせしめる作品なども多数展示してあり、、もちろんミロってこういうのだよね!という作品も楽しめる良い美術館でした。絵画だけではなく、タペストリー、オブジェ、版画、ポスター、スケッチ、陶器など様々な ミロの作品が展示されています。

個人的にめっちゃお気に入り。Mujer (女性) という題名。ミニチュアがミュージアムショップに売っていれば即購入でした


中でも巨大タペストリーは見ものです。何とも言えないミロらしい造形と色使いで、長らく眺めてしまいました。

見どころのタペストリー


また屋上も圧巻。ミロのオブジェとともにバルセロナの街を一望できたり、カラフルなオブジェも展示されています。これらがまた快晴のバルセロナの空とのコントラストがたまらないです。

この景色だけを見るだけでも価値あり
注)顔はめパネルではありません
水道管モチーフ?


飛び出し坊やの起源 (ウソ)

ミロ美術館は大きすぎないので、1時間あれば回りきれると思います!ガウディの建築物やピカソ美術館もいいですが、玄人みのあるミロ美術館、足を運ぶ価値あります。

2. ピンチョスバルで食事休憩

美術館を出た後は、さすがにフライト疲れもあったので、一旦休憩を兼ねて軽く食事を取ることにしました。実は美術館から歩いて少し行けるブライ通りには、ピンチョスを堪能できる通りがあるんです。

ブライ通りの雰囲気
ピンチョスバル
ピンチョスバル
まだまだピンチョス(睨み付き)


このようにどのバルもピンチョスを並べていて、ちょっとした休憩や食事を取るのにぴったり。正直そこかしこにピンチョバルがあり、どの店が正解かわからなくなります。直感を信じて La Esquinita de Blai という店に入ってみました。


アスパラやツナをあしらったピンチョス数個をカウンターから取り、個別にPatatas bravas (フライドポテトにピリ辛のアリオリソースとパプリカパウダーがかかったもの) を注文しました。どれもそれなりに美味しいですが、わざわざ決め打ちでこの店に足を運んだりするレベルではないかも。。

ピンチョスは温めも可能

驚いたのが、Patatas bravasの想定外のボリューム。5ユーロくらいだったはずで、てっきりタパスのボリュームでくると思うのですが、大ボリューム。。申し訳なくも完食できませんでした泣 (味は美味しかったけれど・・)

Patatas bravas ドーン
ピンチョスと並べると、大きさが分かりますね

3. お勧めオリーブオイル専門店へ

すっかり満腹になってしまったので、いったんホテルに戻って休憩することに。と、その前にお気に入りのオリーブオイル屋さん La Chinataに行くことにしました。


オリーブオイルをメインに、オリーブオイルを使った化粧品なども販売している店です。毎度バルセロナに来たらここに足をはこんでしまいます。
値段もそんなに高くなくて1本10ユーロもしないくらい(だったはず・・化粧品も安い)で、オリーブオイルはどれも良質で、飲んだ瞬間そこらの日本のスーパーで売られているものとは違うと分かります。辛いのが好きなど、味も好みに応じて選べます。個人的にオリーブオイルを注ぐ際もドバドバ出ず、お上品な量がちょぼちょぼと出る口なので無駄遣いもしないんです (日本で買える安いオリーブオイルはドバっと出ることが多くて困ります)。そして写真を撮り忘れましたが、ここのオリーブオイルであげたポテトチップスが世界で一番おいしいポテチだと思います。3ユーロくらいする高級品ですが、良質な油でさくっとポテト揚がっており、一度食べ始めると止まりません!堅あげポテトを神の舌を持つ人が作ったらこうなるのかなという味です。とにかく行かれた際は是非買ってみて下さい。

お店の入口
たくさんのオリーブオイル。試食(試飲?)も可能
オイル類
ハンドクリームや化粧水などもあり。ハンドクリームを買いましたが、
べとつかずしっかり保湿されてもっと買っておけばよかった。
はちみつも取り扱いあり。300gもあるのに5ユーロを切っており安いです。
ユーカリの花から取れたはちみつを買ってみました。


4. ピカソ美術館へ

ホテルでゆっくりしていたら、もう17時に・・・。まだどこかいけるかも!と思い調べてみると、ピカソ美術館は19時までやっているじゃないですか!これはいかねばといそいそとピカソ美術館入口に6時ごろ着きましたが、なんと日曜のせいか18時で閉店と言われ何もできませんでした泣。皆さんお気をつけ下さい、、

その後フラフラとホテルに戻っていると、現代アートのギャラリーがあり、ふらっと入ってみました。


気に入った絵がいくつかあり、中でもこの絵が気に入ったのですが、いかんせん絵だけで100cm 位、額縁含めるともっとあるような大きさなんです。

かっこよいけどでかいのと、私の部屋には合わない可能性

気に入った絵はどれもそれなりに大きく場所を取りそうなので、一旦検討することに(買うのであれば、最終日に買ったほうがかさばらないですしね)。この日は写真だけ撮らしてもらうことにしました。

気に入った絵たち

5. 夕食はもちろんスペイン料理

この日は早めの夕食を取ることにしました。やはり到着日は疲労困憊、、早く食べ終えて寝たいのです。そこでホテルの近くにある Tosca del Carme に行ってみることにしました。


入り口からもわかる通りなかなか良い雰囲気を醸し出していて、メニューとしては伝統的なスペイン料理が一通り食べられるお店でした。

入口


パン・コン・トマテ、アボカドサラダ、オリーブ、アルゴンディーガ (ミートボール)、エビのガーリック焼き を注文しました。どれもお酒との相性が抜群で、白ワインが進む味。どれも安定したおいしさで、正直言うと昼にいったピンチョスバルよりはるかにおいしいです (汗。予算としては1人4~5000円あればこと足りると思います。

気持ちよく食べていると、突然スペイン人のウェイトレスさんが日本語で「日本人の方ですか?」と尋ねてこられました。驚きつつ、少し会話したのですが、なんとこの方はアニメが好きで、日本語を勉強されているそう。日本の文化を通じて、語学を勉強してくれるなんて素敵ですね。

気持ちよく満腹になったところで、ホテルへ戻りこの日は速攻寝てしまいました笑。

Pan con tomate
アボカドサラダ、オリーブ
Albondigas (ミートボール)
エビのガーリック焼き


2日目のレポートは以上です。次回はSagrada Familiaの訪問などを書く予定です。

(当教室のHPはこちら)


いいなと思ったら応援しよう!