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グアテマラ訪問記② / 3日目 - 景色とコーヒーの安らぎのひととき-
3日目は午前中に別の先生とのアポイントがあり、レッスンの向上についてアドバイスをいただく予定でしたが、急遽空港に預け荷物を取りに行かなければならず、泣く泣くキャンセルとなりました。
1. 朝イチのコーヒーチャージ
せめて空港に行く前に美味しいコーヒーを飲もうと、近くのスペシャリティコーヒーショップへ向かいました。訪れた店は「Coffea Cafes Especiales」です。
ドリップコーヒー(Café de filtro)を飲みたいと相談すると、店員さんが3種類の豆を紹介してくれました。一つはゲイシャ、もう一つはウエウエテナンゴ産、最後の一つは忘れてしまいましたが、いずれもグアテマラ産です。ゲイシャはパナマのイメージが強かったのですが、店員さんのおすすめもゲイシャだったので、ゲイシャを選んでみました。
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待つこと5分、想像を超える大きさのゲイシャコーヒーが出てきました。大きなカップに軽く2杯は入る量で、その味わいはさすがゲイシャという感じ。少し冷え込むグアテマラの朝に沁みわたる美味しさでした。
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コーヒーを満喫した後は、片道1時間かけて空港へ移動し、延着したスーツケースをピックアップしました。普段使っているものが手元にないストレスからか、グアテマラ到着後はあまり眠れない日々が続いていましたが、これで一安心。私はミニマリストにはなれないなぁ…としみじみ感じました。
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2. 地産地消のコーヒーショップでランチ
空港から戻った頃にはお昼過ぎでした。せっかくの日曜なので、滞在しているアンティグアを散策してみることにしました。アンティグアは、石を投げればコーヒー屋に当たるほど、コーヒーが生活の一部になっています。どの店も比較的空いており、日本の都市部のようにカフェ難民になることはありません。
もう一杯コーヒーを飲みたくなり、ホテルの近くを歩いていると、「del otro lado(向こう側から)」というコーヒーショップを発見しました。
この店は地産地消にこだわり、グアテマラのコーヒー、はちみつ、ソースなどを取り揃えています。店長も気さくで、グアテマラの豆を使ったコールドブリューを試飲させてくれました。このコールドブリューは、これまで味わったことのない鋭く強い(intenso)味わいでありながら、どこか華やかさも感じられるものでした。店主によれば、36時間ほど浸すことでこの味わいが生まれるのだとか。
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ランチも提供しているとのことだったので、エビのタコスをオーダーしました。フライドポテトの素材や揚げ加減が良く、手が止まりませんでした。コーヒーは先ほどと打って変わり、まろやかで華やか。「THE中米の美味しい豆」といった味わいです。Mundo Contigoの教室を開く準備の際、願掛けのように中南米のスペシャリティコーヒーを買い集めていた時期がありましたが、それに近い味です。店主曰く、「Muy blanciado(とてもバランスの取れた)」味とのこと。アンティグア滞在中は色んなところでコーヒーを飲みましたが、ここが一番おいしかったと振り返ってみて感じます。
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これで会計は約1100円。円安の影響で割安感はあまりありませんが、満足できる内容でした。会計時に豆の種類を尋ねたところ、コールドブリューと同じ豆だと教えてもらいました (Coban産)。淹れ方でこれほど味が変わるとは、コーヒーの奥深さを改めて実感しながら店を後にしました(時間があれば、コーヒーについてもっと勉強したい!)。
3. チョコレートを求めて
グアテマラはコーヒーだけでなく、カカオも有名です。そこで、チョコレートショップも巡ってみることにしました。最初に訪れた店は良い雰囲気だったのですが、産地を尋ねると「ホンジュラス」とのことで、興味が一気に冷めてしまい、購入は見送りました。
次に訪れた店は、Ek Chuahというチョコレートショップでとても良い感じでした。
https://maps.app.goo.gl/au64UUiTVN7dpg8d6
店に入ると、懇切丁寧に接客してくれ、すべて試食が可能でした。80%、90%、100%と試食しましたが、どれも完成度が高く、特に100%のものはえぐみがなく、むしろ果実味が豊かで、まるでパッションフルーツを食べているかのような味わいでした。試食した3つはもちろん、他にも友人へのお土産として購入しました(80%の在庫がなく、翌日再訪して購入)。チョコレートは1パックでGTQ40=約800円だったと思います。また、「カカオティー」というものもあり、試飲してみたところ、ほどよいショウガの香りとカカオ感が相まって、とても美味しかったので即購入しました。(全体的においしくて写真を撮り忘れました汗)
4. 十字架の丘へ
雨季の時期にもかかわらず快晴だったので、アンティグアの街を見渡せる十字架の丘に行ってみました。25分ほど歩いていると、入りやすそうな翡翠の工房があったので、立ち寄ってみました (写真のとおりJade el arteという工房なのですが、google map情報なし)。店に入ると、作業中だった職人さんが手を止めていろいろと試着させてくれまして、その中からひとつブレスレットを購入しました。
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その後、十字架の丘へ向かい、中心部から20分ほど歩いて丘の上に到着しました。見晴らしが良く、地元の人も観光客もくつろいでいて、しばらく風景を眺めていました。私が今暮らしている場所もそうですが、暮らしの中に山が見えると落ち着くなぁと感じました。
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今回はここまでです。長くなったので、3日目後半(お土産物屋の紹介、レストラン)は次の記事で書きたいと思います。