【26日目】幸せだったらオッケーになるために(セカイのトリセツ)
※ご注意※
『モトの話』の最終奥義として【神さま】の話をしています。
ですがこれは
特定の宗教への勧誘
創作した宗教団体への勧誘
モトの話への信仰の要求
を目的としたものではありません。
◆僕たちの人生と神さまとの関係を探ろう
引き続き【神さま】というのは、うにのトゲ理論(上級編)に出てきた「うに」だ、という『理論』の話をします。
繰り返しますが、神さまはいます。問題は
というところです。上級編でもそう書きましたよね。僕たちが生まれたり死んだりする理由が分かったところで、ジンセイの苦しみが消えるわけではない、と。
ではどうすればいいのか? 大事なのはそこです。
というわけで次はこの【神さま】が
どうしてこういうセカイを創って運用しているのか?
という、その目的を探る必要がありそうです……もちろん僕たち自身が、どうやったら「幸せに生きることができるのか」を探るために、です。
◆なぜ『許すこと』が究極奥義なのか
さて、これまた上級編で書いたことですが
人生は幸せだったらオッケー
だと思うんです。今この瞬間に幸せを感じ始めて、そのままその気持ちが死ぬまで続くんだとしたら、もう「人生とは何か」なんて悩む必要がなくなります。そして幸せに生きる具体的な方法論としては、上級編の最後に書いた
許すこと
だけが最終的に唯一の方法なんですが、この結論がなぜ出るのか? という話がこのエキスパート編でする話になります。なぜ、許すことでしか僕たちの人生は幸せなものにできないのでしょうか。
上級編で「許すこと」の話をした時、これはモトの話の究極奥義だ、と書きましたよね。なぜなら、最もたくさんのモトを「このセカイで【有】の状態にする」ことができる唯一の方法が「許すこと」だからです。あのときは「モトの【有】【無】の状態」という説明がまだだったので、この「【有】のモトを増やすため」という説明ができませんでした。
そしてこの「【有】のモトを増やす」ことが、僕たちの幸せな生き方と、それに加えてさらに「宇宙そのものの目的」でもあるんだよ、という話がエキスパート編で出てきた話でした。この二つの方向性が合致しているのは偶然ではなく、目的に沿ったものであるということでしたよね。これらをまとめると、このセカイという構造体は
【神さま】の目的(?)
↓宇宙の構造(モトの存在と動作原理)
↓僕たちの幸せ(モトあつめ)
という順番で構造が考えられていることになるわけです。
一方で、地獄の住人である僕たちに「今」分かることといったら「現在目の前で起こっている現象」だけなので(【誰も知らない世界】という状態)、さきほどの一番下の「モトあつめ」という『現象』から、逆向きに「(?)」の部分を類推していくのが正しい道のりだと僕は考えています。ですから、これまでの『モトの話』ではそういう順番で理論を書いてきました。
そしてここまでで「下から二つ」までのすべてをお話してしまいましたので、いよいよこの一番上の「(?)」の部分にせまっていきたいと思います。なぜ神さまはモトを創ったんでしょうか? そしてどうして「生き物」の姿をしてモトあつめをしているんでしょうか。
この疑問の答えこそが「僕たちはなぜ『生き物』なのか?」という疑問のカギをにぎっていそうです。
◆「うにの気持ち」を探る必要性とは
ここで手がかりになるのは、やっぱり
です。しつこいですが、僕たちの住んでいる三次元空間=【地獄】はその全てがモトでできています。そして僕たちが「幸せだったらオッケー」になるために必要なものは
【有】のモトの量
だったですよね。なぜならココロという器官には、モトがたくさんあると「幸せを感じる」という機能がついているからです。
ちなみに、モトの量=『愛』の状態、でしたよね。僕たちという存在は愛に生きれば幸せになるという文字通りの「構造」をしているわけです……なんてポエミイな構造!! 設計したこの【神さま】というのはめちゃくちゃ詩的な存在なんでしょうね。
このところ、なぜ僕たちのココロにこんな機能がついているのか? ということを、宇宙の構造という話と合わせてしてきました。僕たちが「幸せを感じる」という仕組みをもっているのは、宇宙の目的にそって「設計された」からだと。
こういう設計をしたのが【神さま】なわけで、設計がある以上、もちろんそれにも「目的」があると考えられます。
上級編の最後に、本全体の結論として「こういった「設計」にそって生きれば「幸せを感じる」ことがやりやすくなる」ということを書きました。そのために最も有効な方法こそが『許し』なのです(だから究極奥義なんです)。
その上で……前回『宇宙を設計した神さまは「うに」だ』とも書いたはずです。ですから、この『モトの話』が次に探らなければならないのは
「うに」の気持ち
だということになります。うにがどんな気持ちで、どうやってセカイを創ったのかがわかれば、自ずと先の疑問である「なぜ神さまはモトを創ってモトあつめをしているのか?」が分かるはずです。
次回からそういう話をどんどんしていきます。スピードアップするので覚悟してくださいね。そして覚悟のついでにひとつ復習をお願いします……上級編(6~9日目あたり)で書いた【天国】という世界の話です。
【天国】というのは僕たちが死んだあとに帰っていく世界で、そこではやることなすことすべてが『両手じゃんけん』だ、と書きましたね。そういう話です。
「ニンゲンのトリセツ」著者、リリジャス・クリエイター。京都でちまちま生きているぶよんぶよんのオジサンです。新作の原稿を転載中、長編小説連載中。みんなの投げ銭まってるぜ!(笑)