マガジンのカバー画像

ジンセイのトリセツ(モトの話④上級編)

36
【更新終了】癒やさない!【解かる】スピリチュアル理論シリーズ『モトの話』第四弾!またも本にする前に、書きながらお試しで連載をしてみます。フィードバックなど頂けるとありがたいです!!
運営しているクリエイター

記事一覧

固定された記事

はじめに ~ジンセイの正解は【モト】にあり!~(ジンセイのトリセツ)

◆ジンセイとは何か? この本を手にとってくださった読者のみなさんに、まずは質問です。  人生とは何だと思いますか?  大事なことだから、もう一度問います。  『人生』とは『何』だと思いますか?  ……いやいやいや、こっちが聞きたいんやがな! せやからこんなタイトルの本をわざわざ買うて読んどるんやんけ! とお思いになった方も多いでしょう。  実はこの質問は僕が今まで書いてきた【シリーズ:モトの話】の本、すなわち 『ニンゲンのトリセツ』(モトの話①【入門編】) 『カン

【1日目】『ジンセイのトリセツ』は作れるのか(ジンセイのトリセツ)

◆モトの話をはじめよう ジンセイを紐解く新しい考え方『モトの話』、いよいよ上級編が始まります。  これまでの「モトの話」では という話をしてきました。  これらの話は、僕の提唱する という「ココロの材料」というものを通した、これまで誰も聞いたことがなかったような、全く新しい「考え方」の話だったはずです。  特に、中級編でご紹介した という『答え』は画期的だと思っています。このように、モトという新しい考え方は、いろいろなことにはっきりとした答えを与えることができる、

【2日目】『個別のドラマ』という概念を超えて(ジンセイのトリセツ)

◆【個別のドラマ】とは何か 今日は1日目に書いた【個別のドラマ】という話と、上級編の注意点です。今回までが上級編の前置きのようなものです。  さて、皆さんは「人生とは何だと思いますか?」と聞かれたら、どう答えるでしょうか。  たいていはこういう答えが返ってきそうです。  こういうポジティブなものから  こういうネガティブなものもありそうです。  実は『モトの話』ではこういうこと全てを と呼びます。 ◆【個別のドラマ】をやるために必要なもの これは前回書いたように

【3日目】「ここ」を支配する『命のシステム』(ジンセイのトリセツ)

◆人生は『幸せだったらオッケー』だ  では、モトの話上級編、本格的に始めますよ。  とはいえ……ここから先の話は、もうすでに幸せで充実していて、満足と納得のできる人生を歩んでいらっしゃる人には、不要なのかもしれません。  結局、人生というものは だと思うんです。だから、もし人生を「やって」いて何の不満もないなら、そもそも「人生とは何だろう」なんて考える必要がないと言えます。  だけど、もし人生というものに何らかの疑問があるのなら、この先の話は大いに役立つはずです。

【4日目】『大いなる矛盾』の世界とその名前(ジンセイのトリセツ)

◆「命」というルールの詳細 【3日目】からの続きです。僕たちが生きている「ここ」とはどこなのか? という話をしています。それをはっきりさせるために、この「ここ」を支配するルールについて考えていきます。  「ここ」という場所には があることが前回分かりましたね。この【命】というのはどういうシステムなのかというと その途中経過が「人生」だったり「犬生」だったり「猫生」だったり「ハエ生」だったり「縄文杉生」だったりするわけです。  命ある生き物は、必ずこの①と②を経験するシ

【5日目】一切皆苦の『地獄』を生きる(ジンセイのトリセツ)

◆この世は大いなる矛盾が支配する地獄である これまで僕たちが暮らしている「ここ」「この世」がどんな場所なのかを考えてきました。結果として、この世界は というものに支配された と呼ぶべき場所である、という結論になりました。  この【大いなる矛盾】というのは、ひとことで言うと という、この世界を支配する恐ろしいルールです。まるで最近よく映画やドラマになる「デスゲーム」みたいです。  こういう「恐ろしい世界」であるがゆえに、この世界に僕は と名付けました……ですが読者の皆

【6日目】人間は死んだらどうなるのか(ジンセイのトリセツ)

◆『天国』と『死後』 前回の「この世は【地獄】だ」という話を受けて、次は【天国】についての話なんですけど、この話をするために避けて通れないのが という話です。だって、前回書いたとおり、僕たちは今いる【地獄】世界を抜け出すためにはどうしてもこの「死」というものを経験しないといけないからです。そいういう「ルール」があるんでしたね……やっぱりこの世は【地獄】です。  「死後」というのがあるのか? というのはよく論争になります。何にもない、ただ意識が途絶えて消えて終わる、という考

【7日目】「誰も知らない世界」とじゃんけん(ジンセイのトリセツ)

◆いちばん大事なことを「誰も知らない」世界 【6日目】のとおり、モトという概念を通すと「死んだらそれで終わり」ではないことがはっきり分かります。死後に僕たちが一般的に「霊体」と言われているような状態になることは、ココロがモトでできていると考えると「至極当たり前」のことであると言えます。僕たちは死んだら全員、一旦は幽霊になる、ということです。  そして前回の最後にさらっと書きましたが、僕たちは んです。なぜ地獄にいるのか、なぜ死ぬのか、なぜ死んだら天国に行くのか、そういう「

【8日目】天国と「帰る場所」(ジンセイのトリセツ)

◆【天国】は「帰るところ」 「この世」というのは僕が【地獄】と名付けた【大いなる矛盾】の支配する世界で、そしてそこには「誰も知らない」というルールがある、というのが前回の話でした。僕たちの誰もが「どうして生まれてきたのか」「なぜ、いつ死ぬのか」知らない状態で生きなければならない世界なんです(まさに地獄ですね)。  ちょっと思い出してほしいのですが……【5日目】に「地獄があるんだから【天国】もある」という話を書いて、その前提条件として「誰も知らない世界」の話になったんですけど

【9日目】なぜ『地獄』に「生まれてくる」のか(ジンセイのトリセツ)

◆ちょっと【地獄】に用がありまして 前回の続きですが、要するに天国といういわゆる「死後の世界」というのが『帰る場所』だと考えると、この地獄に『用があってわざわざ生まれてきている』という推測と矛盾しません。  じゃ、わざわざ地獄にやってくるこの 「用」 とは何でしょうね? そこを考えていきましょう。僕らはなぜこんな「苦しみしかない地獄」に生まれてきているのでしょうか。このことがはっきりすると【天国】というのがどういう世界なのかもわかってくるはずです。  ちょっと復習です

【10日目】人生は『いつ』終わるのか(ジンセイのトリセツ)

◆人はいつ死ぬのか ちょっと難しくなってきたので、前回までのことを箇条書きでまとめてみます。 「一切皆苦」である、今いる世界【地獄】でないと達成できない「用」をするために、僕たちは【天国】の世界からわざわざ来ている。 ただし【地獄】に生まれてしまった段階でその辺の事情を全部忘れる(知らないことにされる)。そうでないと『じゃんけんができない』から。 死なないと【天国】には戻れない仕組みなので、用が済んだら死んで【天国】に帰っていく。  こういう『仕組み』があるのだ、とい

【11日目】レコードを回す、セーターを編む(ジンセイのトリセツ)

◆おならがクサい! という『経験』ができるのはなぜか 前回も難しくて、人によっては衝撃的だったのではないでしょうか。要は という話だったんです。これはいわゆる「運命」……たとえば「将来結婚する相手と赤い糸でなんちゃら」とか「いつか死ぬ運命にある生き物がなんちゃら」とかいう『生ぬるい運命論』ではなく、もっともっと、ずっとずっと厳密な「人生史」「ジンセイのシナリオ」のようなものです。  もうね、本当に「何時何分何秒、誰がどの場所でどの方角におならを出す」のレベルで、正確に決

【12日目】海賊探検ボートと「後悔」の仕組み(ジンセイのトリセツ)

◆『時間の構造』と過去のやり直し ついに『時間の構造』という話になってきました。  どうしてこんなSFみたいな話が大事なのかというと、多分これを読んでいるほとんどの人が一度は考えたことがあること……そう、 という疑問の答えに直結しているからなんです。  結論から言ってしまうと、過去をやり直すことはできません。映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』みたいに、タイムマシンに乗って過去へ! なんていうことは……多分できるようにならないと思うし、時間の構造というものを理解すると

【13日目】時間というシナリオが『修正』されるとき(ジンセイのトリセツ)

◆時間には「シナリオ」があるが 今回は……「時間の修正」に少しだけ触れようと思います。  本当はエキスパート編でしっかりと『時間の構造』を語った上でこの話をしなければ、完全に理解するのが難しいのではないかと考えているのですが、やっぱりここで少しだけ触れておこうと思ってます。なぜかというと、前回の話 『未来は、すでにある』 という内容は、人によってはちょっと「絶望的」すぎるのかな、と思いまして……。  いや、内容自体は、本当にそのとおりなんです。僕たちが というのは、