「リゾートビューふるさと」アルクマラッピング仕様
明けましておめでとうございます。新春らしく華やかで、また信州らしいものとして、Nゲージ車両「リゾートビューふるさと」アルクマラッピング仕様の製作について記します。
「リゾートビューふるさと」とは
「リゾートビューふるさと」は、長野~姨捨~松本~穂高~白馬~南小谷を結ぶ快速列車。たまに他の区間を走ることもあります。(そんな時は「リゾートビュー諏訪湖」のように、目的地周辺の地名が付されます)
この列車、2019年11月より“アルクマラッピング”を施され、本来は1年間の予定でしたが「当面」延長され、現在もこの姿で走っています。
見た目は派手、工作は地味。
さて、ラッピングされたシールは相当数にのぼります。上の写真の範囲だけで15枚、全車体で約130枚! とても塗装では模型にできません。
そこでまずは資料集め。とにかく両側面から写真を撮りまくります。
その後、PCで画像編集。1枚につなぎ合わせ、色調とサイズを調整し、シール用紙に出力します。
あとはとにかく、デザインナイフで切っては貼り、切っては貼り…単調な作業を繰り返すだけです。
「アルクマ」の使用許諾は?
ちょっとした手間で完成ですが、もう一つクリアしなければならない問題が。それは「アルクマは長野県が権利を有する」こと。つまり、好き勝手に使ってよいものではないのです! そこで長野県観光部観光誘客課に問い合わせたところ、「今回の用途なら申請不要」との回答をいただきました。
メール中の「ジオラマ」とは・・・?
そうです、車両だけ作っても仕方ないので、「姨捨駅ミニジオラマ」もセットで製作しました!
「リゾートアテンダント」さんと「アルクマ」は市販されていないので、塗り替えと加工で何とかしました。
完成品はリゾートアテンダントのNさんのご協力で、車内にて撮影させていただきました。(撮影はコロナ蔓延前の2020年2月)
長野県の魅力発信の伝道師(?)
さて、僕は名刺にも「しあわせ信州」「アルクマ」を入れています。
当然これらは県の許諾を取っています。申請部署が別々なのでちょっと手間ですが、「模型を通じて信州の魅力をPRする為」という事で、無事通りました。
担当部署の1つである県営業局から、昨年11月のデザイン修正申告の際、このようなメールをいただきました。
ご担当者様から「長野県の魅力発信の伝道師」としてのお墨付き(?)をいただきました!
これは今年もますます、長野県の魅力発信に努めなければなりませんね。
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