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I Love農機ファイル No.1

共立刈払機SRM265

田んぼの畦畔や圃場の通路などの広い範囲を草刈りすることは必要である。

また、畝の草でも必要に応じて刈っている。刈り取った草はもちろん土に還す。大抵は栽培している作物の根元に草マルチのように敷く。あるいは集めて雑草堆肥をつくる。

比較的広い範囲の農地では、刈払機は必需である。特に梅雨時期の温度が上がってきて、雨が降った後には一気に草が生えてくる。この時期から、状況に応じて冬までのシーズン中に4〜6回は刈ることになる。夏場は特に草刈りの日と決めて何時間か刈っているとエンジン部分がすごい熱をもつ。ハード使用には使いやすさとタフな性能が重要となる。

プロの方たちに支持されているのが、共立の刈払機であった。ホームセンターで売っている2万円くらいのものより、価格は高いが、使いやすくタフだ。

三軸合成値という数値があり、この値が低い方が良いと教わった。刈払機は振動が身体への負担となる。長時間使っていると尚さら疲れ方が変わってくる。三軸合成値が低いと振動による負担が軽減される。いろいろカタログを比較したが、やはり共立は低かった。

またYouTubeで刈払機の分解動画を見たとき、共立の部品は頑丈なつくりであった。かなりハードに使用しているが、今まで故障もない理由を納得した。

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こちらの共立SRM265は、ジモティーで2018年の8月頃、譲ってもらった刈払機である。価格も確か1500円か3000円のどちらかでかなりの爆安であった。

最初はどうかなと思ったが、動作は大丈夫とのことだったので、車で1時間半くらいの所に引き取りにいった。雰囲気のよい方から譲っていただいた。おじいさんが使っていたが、亡くなったので使わなくなりしまって置いたとのことだった。共立のをこんなに格安で譲っていただいて嬉しかった。あとは、実戦で使いものになるかどうかだった。

早速翌日ちょっとだけ手入れをして使ってみた。年季はすごい入っている。しかし、ものは絶好調であった。共立の新品の24ccを購入してメインで使っていたが、パワーでは上だし、使い勝手もぶっちゃけ上であった。新品の24ccももちろん共立ので問題はない、しかし、安全装置のレバーを握りっぱなしでないと、動作しない作りなのだ。何時間か刈っているとずっと握っている手のひらが痛くなる。しかしこちらは古い型なので、安全装置はなく、シンプルな操作である。また排気量もパワーがある。今でも中古を検索すると結構な価格で取引されている。名機である。

先日もジャガイモ予定の農地の草をバラすために使用したが、相変わらずタフでパワーがあり、たのもしい。今後も頼りにして使っていく。






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