20230922 クマとの共存はできるのか
最近、家の近くでクマの出没が多い
ただ出ただけならまだしも、人的被害が出ている
「怖い」と思うのと同時に、あまり自分事として考えていない自分もいる
とりあえず、
『クマに会ったら 対処法』
で検索をかけて記事を読んでいるが、各自治体によってまったく真逆の対処法を示しているということを知った
私が住む地域では、万が一クマと出会った場合の対処法として、
・大声を上げたりして刺激をしない
・背中を見せないように、ゆっくりと後ずさりをして距離をとってから逃げる など
クマを刺激しないようにして逃げると示されている
しかし、他の自治体の中には、上記とは真逆のことが書かれているところもあった
どっちが正しいのか————
私が生活する地域は田んぼや畑、森、林が生活圏のすぐ近くにある
いわゆる『田舎』といえば、『田舎』である
小さい頃からクマが出るというのは普通のことで、
クマの存在は身近だった
クマが出た、というニュースが報道されると父が必ず言うことがあった
「そもそも、俺たちがクマとか動物の生活圏にお邪魔して生活してるようなもんだからな」
「動物たちの住処とか食べ物を、人間の勝手で壊したり獲ったりしてるんだ」
この言葉を聞いていて、幼いながらに何となく意味がわかり、
いつしか私自身もそう思うようになった
スタジオジブリ『平成狸合戦ぽんぽこ』
この作品は、そういった人間と動物の共存についてよくわかる映像作品だと思う
この作品をみていたから、父の言葉が違和感なく自分の中に落とし込まれたのかもしれない
冒頭のクマは、まだ捕獲されたという情報が入っていない
しばらく、身の回りに注意しながら生活しなければなさそうだ