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ひねくれ高崎③おみやげ紹介(食べ物系)~群馬は農産物の宝庫

高崎シリーズ第3回、そして最終回となる今回はお土産についてです。

お土産ってセンスが問われます。渡す相手のことを知って、なおかつその土地ならではのものを知らないと、ついつい変なものを買いがちです。

人に渡すお土産だけでなく、自分へのお土産でも中々選ぶのが難しいです。思い出になんか欲しいんだけど、ビビッと来るものが中々見つからない。何かしらは記念に買いたいんだけど、、、という事態になったりします。電車や飛行機の時間に追われて、ついつい吟味できずにノリと勢いで選んでしまうのは私だけじゃないはずです。

というわけで食べ物系おすすめの高崎土産をご紹介をします。食べ物以外のお土産ならだるま一択です! これを読めば、もうあなたは迷いません!!(……ほんとかなぁ)


1.だるま弁当(容器の使い道は…)

まずはトップバッター、高崎と言えばだるま、「だるま弁当」です!(どんだけだるま推し??)

はい! いきなり自分へのお土産です!!

いいじゃないですか! 人間、お腹は空くのです! まずは自分の腹ごしらえです!

こちらのだるま弁当、中身が素朴な味わいでとても美味しいのです。中身はこんなかんじです♫

肉とか魚とか、入ってないんです。でも、そこがいいんです。しいたけ、ごぼう、こんにゃく、、、、などなど超良いお味です。

前回のグルメ回でも触れましたが、群馬は農産物が豊富なんでしょうね。山の恵みが詰まっていて、濃いめな味付けが好きな私もつい反旗を翻したくなる、おいしい・やさしいお味です。

だるま型の容器に滋味ゆたかな山の幸を詰めたお弁当の裏側に、禅の心を楽しむって書いてあります。第1話で触れましたが、達磨大師は禅宗の開祖なので、だるま弁当に肉も魚も入っていないのは、精進料理をオマージュしているからなのかもしれません。

駅のコンビニで買いました。
他にもいろんなお弁当がありますが、
私はだるま一択です。

だるま弁当をつくっている高崎弁当株式会社の創業は、1884年(明治17年)です。上越線(高崎線)が開業したのを契機におにぎり弁当を発売したことがきっかけらしいです。

そしてこちらのお弁当箱、昔はプラスチックじゃなくて陶器だったらしいです。瀬戸焼きだったらしいです。いいなぁ、そっちの方がいいなぁって思います。ま、時代の流れですね。(物価高騰が悪いのです。人口減少が悪いのです。しょうがないのです。)

でもでも、軽いし洗えるし、現代のプラスチック製容器だって色々な使い道が考えられます。

公式サイトには、口のところが開いているので貯金箱にしたりとか。お子さんが砂場であそんだり、雪だるまをつくるのに使ったりできますよ! とかって紹介されています。確かにこれで紙粘土で型とって彫刻とか作ったら超たのしそうな気がします。

まあおっさんは無難に小物入れとして、マスキングテープとか詰めるとかでもいいかと思います。(公園でひとりで砂遊びしてたら通報されるリスクがあります……)

そして1300円ってちょっと高いかなぁと思ったそこのあなた、私と同じです(ちなみに容器だけは550円で売っています)。

やっぱり容器を再利用してこその満足度なのです! 

(うーん、もっと画期的な使い方が知りたい。。。 良い使い方をご存じの方、ご教示ください。。。

キティちゃんバージョンもありました。今年のコラボなのかなと思ったら、2000年に発売らしいです。ロングセラー商品ですね。(ちなみにキティちゃんバージョンは80円高い、1380円です)

こっちは子ども向けなのかお肉(そぼろ)がたくさん。
修行しないでいいから、たくさんお食べってことですね。

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2.新しょうが漬(居酒屋新幹線に出てました)

次は、宮石青果店の新しょうが漬のご紹介です。
これまた人に配りづらい系のお土産です。いいんです、これまた自分へのお土産のつもりです。(配りたい人なんかいないのです……)

伺ったのは高崎駅から徒歩10分くらいのところにある「宮石青果店 連雀支店」です。こちらで販売されているしょうがの漬け物は、群馬県優良県産品に認定されている超有名商品なのです。

お土産のつもりが我慢できなくてホテルで食べたいなと思いました。すると、ちょうどいいサイズのがありました。さすがです、このサイズ・このカップなら、新幹線でも食べられますね。

爪楊枝つきの食べきりサイズ
青果店なのにお酒も充実しております。
さすが、分かっておられます。
せっかくなので
ダルマビールにしようかなと思います。

そういえば、こちらは『居酒屋新幹線』というドラマにも登場しております。私はこのドラマが色んな意味でツッコミどころが多くて好きなのですが、その話は長くなるのでまたの機会に書きたいと思います。

『居酒屋新幹線2』
あれ、小さいパックじゃなくて、大きいの買ってる!?
主演の眞島秀和さんのサインもありました。
枝豆まで置いてあります。
完全に酒を飲ませようという布陣です。

さてホテルに着きまして、しょうが・セロリ・大根の漬け物をいただきました。どれもとても美味しかったのですが、個人的にはセロリが一番好きでした。さわやかでちょっと甘くて、すごくお酢とマッチしていました。

こだわりの自家製調味料でつくられており、『なんでも安く売ればいいのではない。 素材にこだわった他店にはない商品をつくろう』と考え生まれた商品だそうです。

群馬は農産物が豊富で野菜も美味しい、というだけではなく、そこにプラスして情熱を感じます。とても良いお土産だと思います。

いやぁそれにしてもセロリがうますぎます。

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3.脱線・人生最高のビジネスホテル「ホテルグランビュー高崎」

ちょっと脱線なのですが、私の大して長くも短くもない人生の中でNo. 1ビジネスホテルに巡り会えたので紹介させてください。

いつも値段重視で宿を選ぶので、必然的にビジネスホテルに泊まることが多いのですが、高崎で出会った超個人的・人生No. 1ビジネスホテル、その名も「ホテルグランビュー高崎」です。

PRポイントは

①露天風呂とサウナとホットルーム、②部屋にマッサージチェア・部屋風呂にテレビ、③日本酒飲み放題です。

まず①についてはもちろん写真が撮れないので詳細は以下の公式HPを見て頂ければと思うのですが、屋上の露天風呂・普通のサウナ・ホットルームという温度低めのサウナがあるんです。サウナが2種類あるみたいな勢いです!
大浴場もないビジネスホテルが世の中にはたくさんあるのに、この充実度は卓越しております。

続いて②ですが、部屋の設備も豪華なのです。マッサージチェアがあって風呂場にまでテレビがあるのです。もう私は部屋に入ったときびっくりして、鼻血が出るかと思いましたね。

マッサージチェアがあります。
風呂にまでテレビがあります。
なぜユニットバスにテレビつけたのでしょう、、、
驚愕です。
もちろん部屋にも大きなテレビがあります。

そしてラスト③が最高すぎる、ハッピーアワーです。17時~20時までアルコール飲み放題なのです。やっすいお酒じゃないんです。ちゃんとした地元の日本酒2種類も飲み放題なのです。もちろんビールやソフトクリームなんかもあるのです。

牧野酒造さんの「高崎」と
「大盃(おおさかずき)」がありました。
まさかのカップ麺まで無料です。
最高です、グランビュー高崎

すごくないですか? もはやビジネスホテルの域を出ています。もう高崎ではここ以外には泊まれなくなりますね、はい。最高です。

とても素晴らしかったのですが、あんまり賞賛すると嘘臭くなるのでバランスを取って良くないところとか書きたいです。。。書きたいんですが、、、全然無いんですよね、これが。困りました。

無理に捻り出すとすれば、ちょっと駅から遠いってことぐらいでしょうか。高崎駅から徒歩だと20分ぐらいかかります。

でも遠いと感じるならバスに乗れば10分で着きますし。駅からの途中に先述した「宮石青果」も、前話で紹介した味のあるアーケード街も「ホルモンさわ中央銀座店」もあるんですよ。途中、色々立ち寄ったり写真撮ったりしてたら全然たのしく歩ける程度の距離ではあるのですよ!

というわけで、そんなに遠くもないです!

悪いとこなんてありません!!
絶賛です。酒飲み放題は正義です!!

赤ワインと白ワインもあります。
もうほんとに、飲み放題最高です。

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4.グーテ・デ・ロワ(ラスクって最初に考えたやつ、じつは隠れデブ説)

さて、最後の最後にようやく人に配る系、大本命のお土産、ラスクのご紹介です。

「株式会社原田・ガトーフェスタ ハラダ」のグーテ・デ・ロワです。このお店、よく見かける気がするんですが、実は高崎の会社さんでした。

1901(明治34)年に群馬県高崎市で創業した老舗菓子メーカーです。高崎ではこちらの工場見学も人気の観光スポットになっています。

2000(平成12)年発売の「グーテ・デ・ロワ」というラスクが一番有名な商品です。「王様のおやつ」という意味で、パッケージはフランス国旗のイメージだそうです。

個人的にラスクって、実はデブな食べ物だとおもうんです。よく言うじゃないですか、「これ考えたやつ絶対デブ」って。でもラスクって隠れデブだと思うんです。だってぱっと見、おしゃれじゃないですか。「王様のおやつ」とかいうキャッチフレーズじゃないですか。別にそんなにデブ要素ないじゃないですか。

でもじっさい、「パンは好きなんだけど、もっと甘い方がいいし、もっと日持ちした方がいいなぁ」っていう欲望をつめこんだ、菓子パン要素を煮詰めたようなお菓子だと思うんですよね、ラスクって。

それに絵本とかに出てくる王様って基本、ぷよぷよじゃないですか。やっぱりカロリーですよね。まあでもカロリーこそが美味しいんですよね。。。。

なんだかよくわからない脱線をしましたが、おいしいものはおいしいのでしょうがないです。人に配らずぜんぶ自分で食べたくなりますね。(そして王様のように、自分だけがデブになるわけですね)

限定商品と言われると買いたくなります。
あれ、下も限定!?
全5種類もあります、悩みます。

サンリオとコラボしていて、パッケージがとてもかわいかったです。これは全種類コンプリートしたくなります。中身のラスクをみんなに配って、缶を回収したくなりますね。(そしてみんなでデブになるのです)

(なんだかいろんなところで最近、キティちゃんを見る気がしますが、キティちゃんは今年2024年で50周年らしいので、それで色々コラボしているんでしょうか?)

けっきょく、2個お買い上げ。

あれですね、キティちゃん、、、メイクしたのか、修正したのか、はたまた美容整形したのかっていう目の位置の変化ですね。。。

現役キティちゃん
レトロキティちゃん

てか目のサイズも変わってる気がします。。。
まあ五十年もあったら多少は顔いじりたくもなりますよね。。。

一個一個、包装のデザインが異なります。凝ってます。
個包装になっているのは、配りやすいですよね。
(そしてみんなで一緒にデブになるのです)
目が離れていても、とても可愛い。
君は君のままで素敵。

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5.おわりに

ぐんまちゃんどら焼き

高崎シリーズも今回で完結です。高崎の人と食、特産品の魅力は伝わりましたでしょうか。

観光→グルメ→お土産&ホテル紹介で3話完結というコンパクトさ。これぞスタイリッシュブログと言えるのではないでしょうか。(圧)

ほんとは洞窟観音・徳明園とか、高崎パスタとか、他にも書きたいことが色々あったのですが、推敲に推敲を重ね、泣く泣く今回は見送ったのです。これはもうスタイリッシュと言ってもらわなきゃ報われません(圧)

なので、いつかパート2を書きたいなと思います。次こそはもっとオシャンティでオリジナルなだるまも作りたいですし。

そんなこんなで、短めスタイリッシュで高崎シリーズはいったん完結です。

お付き合いいただきありがとうございました!

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