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ひねくれ新潟③諏訪田製作所・旅行と運転について

前回に続きもう一つ、工場見学に行きました。
「燕三条のオープンファクトリー」と言えばまず最初に名前の挙がる、超有名な諏訪田製作所です。

さらっとした紹介で恐縮ですが、毎回濃すぎると胃もたれすると思うので 今回は比較的良い写真が撮れた気がするので、まあちょっと写真だけでも見てくださいませ!


1.諏訪田製作所

有名ですが、
けっこう秘境にあります。
このニッパー(爪切り)がアイコンです。
入口もよく見るとニッパーです。
受付には怖い兵士のような工芸品と、、、
車たちが置いてあります。
マスコットのBMWイセッタくんらしいです。
車のことはよく知らないのですが、
この子は良い色しててかっこいいと思います。

*****

2.旅行と運転

超メジャーな「諏訪田製作所」ですが、
アクセス:北陸自動車道「三条燕IC」より車で約20分
と、基本的には車しか選択肢がありません。

公共交通機関は、JR信越本線の帯織駅が最寄り駅ですが、そこから徒歩22分です。。。徒歩で20分オーバーは現実的な選択肢では無い気がするのでタクシーしかないかと思います。(というか、タクシー使うしかないならやっぱり車しかないということでしょう。。。)

ということで、諏訪田製作所に立ち寄るのであれば、基本的に車一択です。

景色はとても良いんです。
ドライブ、楽しいと言えば楽しいんです。

新潟に限りませんが、地方に旅行に行く際の移動手段は車一択になることが多いです。
私は昼からお酒が飲みたいのと、運転が得意ではないので(仮免1回落ちました)、、、
悩ましいポイントです。。。

好きな席は、助手席

一般的に車で旅行するメリットは、

・公共交通機関でアクセスが悪い場所もすいすい。色々な場所を効率よく回れる。
・荷物が多くても置きっぱなしにできて楽々。
・うるさくしても大丈夫で、好きに音楽も聴けて、貸し切り状態で快適

逆にデメリットは

・公共交通機関より割高
・事故のリスク
・酒が飲めない

等でしょうか。こうして書いてみると、やっぱりメリットの方が大きい気がします。。。車ってほぼ動く カラオケボックス 個室ですよね、ほんと便利です。

しかし私は運転がしたくないのです。。。
早く自動運転の時代が来ないかなと首を長くして待ちます。

その昔、車が生まれる前は、馬が交通手段でした。車みたいに、誰もが当たり前に馬に乗ることができたわけです。馬に乗れるのが「一般教養」というか「常識」みたいな時代があったわけです。

でもそのうち馬は車に取って代わり、
馬は乗馬という「趣味」になって、決められた場所で一部の人のみがお金を払って行う「娯楽・道楽」になったわけです。

そこから考えると、車も自動運転が主流になったら、危ないから公道を運転するのが禁止になっていくのではと思います。

一部の走り屋 車好きだけが、サーキットみたいなところで楽しむか、はたまた超精巧なVRみたいなので楽しむのか分かりませんが、ともかく「移動手段」では無くなるわけです。

(それで交通事故で傷つく人がいなくなるなら素晴らしいことですが、
運転が好きな人からすればちょっと寂しいかもしれません。)

*****

3.オープンファクトリー

閉じられた空間であった従来の工場。
それは関係者以外立ち入ることの出来ないブラックボックスです。
お客様はそのブラックボックスから出来上がった商品を見ることでしか、その価値、品質を判断できませんでした。
対して SUWADA OPEN FACTORY とは 文字通り「開かれた工場」を指します。

https://www.suwada.co.jp/about_ja/factory

この文言、かっこよすぎませんか、、、
最高です。。オープンファクトリー。。。

基本的に世の中は「情報の非対称性」でできていると私は思っています。
世の中は人よりたくさん情報を手に入れ、それを使ってどう損せず、得な選択をし続けるか? なんじゃないかと思っています。
とどのつまり「知っていること」が、この世界のあらゆる優劣をつけるんだと思います。

(だからこそ、私は知っていることを惜しげもなく人に伝えようとする人が好きで、尊敬しているのです。そうなりたくてブログもなるべく情報量多めにしたいと思っているわけです! (できているかは別として!!) )

*****

こちらは土曜日でしたが、多くの職人さんがいました。完全にガラスで仕切られていて、前回の「藤次郎」のオープンファクトリーとはまた違った印象です。

そしてそして、美術品・工芸品の展示も多数ありました。見ごたえ抜群でした。

*****

4.お土産屋さんと爪切り

最後にご紹介ですが、お土産屋さんも充実しています。観光に力を入れている様子です。

もしかしたら職人さんも観光のために、あえてシフト制とかで土日も淋しくならないようにしているのかもしれません。

スライサーは、試せるにんじんも置いてありました。
試してもらって感動してもらえる自信があるのです。
おろし金もありました。

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お土産と言えば、諏訪田製作所は「爪切り」が有名です。ネイリストさんとかが使っているそうです。約50の工程をすべて職人の手作業で行っているそうです。

高いです、、、正直、安くはないです。
爪切りで8千円はちょっと高いです。

でも、モノがいいのです。惚れました。

わずかな力でヤスリがけ不要なほどの切れ味。爪が飛び散らない優れもの
爪切りの仕組みは、刃と刃を合わせて切る「合刃 (あいば) 」と呼ばれ、いかに隙間なくぴたりと刃が合わさるかが切れ味に大きく影響します。高い技術が必要とされるこの工程は、熟練の職人が担当する腕の見せ所。

https://story.nakagawa-masashichi.jp/46122

惚れました。
ということで買っちゃいました。
奮発しました。
旅行先での衝動買いで一番高い買い物かもしれません。

合刃 (あいば)

たくさん使って減価償却すればいいのです、、
8千円だから100回使えば1回80円です!?
(あれ、減価償却しても高い??)

月に一回爪を切るとして、七年です!
(あれ、けっこうかかる、、、)

まあよかろう(??) 30年使えばほぼタダです。
しょうがないんです、惚れこんでしまったのだからもう買う以外の選択肢はないのです。

最高のおろし金に続き、最高の爪切りを手に入れました!! 
ということでまた次回もよろしくお願いいたします!!


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