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40歳を節目にマネージャーを志した理由 オープン社内報 #7

こんにちは!とっても久しぶりの更新になってしまいました…
オープン社内報も今回で7回目。

本noteは、ウエディングパークで働く皆さん向けに書いている日々の日報で、「これはぜひとも社会の人にも伝えたい!」や「もしかしたら誰かの心に元気を与えられるかも?」と思えるものを編集してお届けしております。

本日、入社をされた皆さん、おめでとうございます!
ウエディングパークにも27名(過去最多)の仲間がジョインしてくれました。ここから皆さんと共に描いていく未来が楽しみです。

さて、私はというと社会人18年目に突入し、今回1つの決断をしました。それは、スペシャリストからジェネラリストにキャリアチェンジをする、ということです。

ウエディングパークのグレード制度には「S職(専門職)」と、「G職(管理職)」の2つのグレードが用意されており、私はS職として広報のキャリアを10年以上に渡り歩んできました。正直なところ「10年以上S職だったのに、なぜ今更G職に…?」というところが、皆さんの気になるところかと思います。

S職なのか、G職なのかは、結構永遠のテーマで(少なくとも私はそうでした)、ひとりひとりがどんな背景があってその道を選んでいるのかは気になるところですよね。

同じ会社で働くエンジニアのふたりがマネージャーになった経緯や日々思っていることを綴ったnoteは非常に刺激をもらったし、参考にさせてもらいました。

ふたりが私に教えてくれたように、noteに背景を綴ることで「長らくS職→G職ようなキャリアの考え方もあるよ」というひとつのサンプルとして、キャリアに悩んでいる人や、参考にしたい人の役に立てればと思い、「なぜマネージャーに」をテーマに書いてみることにしました。

YOUはなぜG職(マネージャー)に?

・会社のタイミングと自分の気持ちがクロスした

私がウエディングパークに入社をしたのは2008年。まだ20人ほどの小さいな会社でした。結婚式をこれから挙げられるおふたり、業界の皆様に支えていただき、おかげさまで結婚準備クチコミ情報サイト「Wedding Park」は今年の6月に20周年を迎えます。

年々共に働く仲間もどんどん増え、会社の規模も大きくなっています。仲間が増えることで、できることが増えていき、そして、社会からの期待も入社した時とは比べ物にならないくらい大きくなっているの事を肌で感じます。社会への責任としてやるべきこと、やっていきたいことも今後、どんどん増えていくでしょう。ということは、時には経営と、時には現場と、会社のタテヨコナナメの結節点となり、組織を強くしていく人材が必要になってきます。

そう考えた時に、自分のキャリアは今のままでいいのかを考えました。自分の特性をいかし、会社にもっと貢献できることがあるかもしれない、と。

私はこれまでずっと、周りの人に支えてもらい、愛情いっぱいに育てていただきました。社会人から育ててくださったり、関係してくださった皆様には心から感謝していますし、尊敬しています。大げさではなく、皆さんがいなければ、今の私はありません。

「自分を愛情いっぱいに育ててくれた人たちのようになりたい。」、そう思うように最近なっていました。

社会人18年目というタイミングを考えると、40歳となった今、周りから教えてもらったこと、いただいたことを社会に周りに、特にこれからの未来の人たちに返していくターニングポイントだと直感で感じました。

・自分にはマネージャーなんて務まらないとずっと思ってきたけど…

実は正直なところ、メンバーを持ち、その人のキャリアという人生の責任を負うことに自信がない、怖い。自分で働くことで精一杯なのにメンバーに教えられることはない…と、30代前半(出産前)まで思ってきました。

そんな私でも会社の役に立てるかも?と思えたきっかけがあります。

それは、去年1年間走ってきた登壇者サポートでした。

直接のメンバーではないものの、クリエイターとして日々活躍している彼彼女たちの登壇のサポートを広報としてやってきました。広報的な視点で、どんな言葉を使うべきか、伝え方は?表現の仕方は?など、彼彼女たちが登壇を自信をもって楽しんでもらうために、アドバイスしてきたのですが、これが大きな経験で。

「登壇やってみない?」と声をかけた時は、全員共通して「自分で務まるのか…」と不安な表情を浮かべるのですが、何度かの練習を経て、いざ登壇すると、驚くほどに表情が変わるのを目の当たりにしました。直前まで「緊張して…」と言っていた人も「楽しくてもう一度登壇したい!サポートありがとうございました!!」と目を輝かせて話してくれるんです。それはもうなんともたとえようもないほど、素晴らしい光景で。毎回無事に登壇が終わるたびに、キラキラした自信に満ち溢れた姿を見させてもらい、私自身も心が満たされるのを感じていました。そしてふと思ったんです。

「これは何かの感情と似ているぞ?」と。わかりました。それは、子育てです。今、小学校2年生ともうすぐ3歳になるふたりの子育て中、日々成長していくふたりの姿をそばで見るのがそれはそれはとても面白く、愛おしく、尊い。最初は初めてのチャレンジに不安げな表情を浮かべているけど、「大丈夫、やってみて!」「見てるよ、応援してる!」と声をかけ、じっと見守る。すると、できたときに「できた…!!!」「やったーーー!!!」とそれはそれは眩しい表情をプレゼントしてくれる。

一緒に走ってくれる人がいるという安心感を与えることができれば、その人の可能性はもっと広がるのではないか。また、何かを育むことはこんなに尊く素晴らしいものなのか…。

そう思えた時に、自分にはマネージャーは務まらないとずっと思ってきたけど、自分がマネージャーになったとしても、何か人の役に立つことができるかもしれない、と思うことができ、心が決まりました(そう思わせてくれたクリエイターの皆さん、我が子たち、ありがとう!!!)。

憧れ・誇り・楽しみを増やしていくことで、ウエディングパークで働くみんなの人生を豊かにしていく。

これからマネージャーとしてやっていきたいことです。抽象度はかなり高めなのですが、1年間考えてたどり着いた言葉がこれでした。

広報としてはもちろん、マネージャーとしてメンバーひとりひとりの才能を見つけて育てることで、仕事も会社も自分自身の事ももっと好きになるし、誇りになるし、未来が楽しみになる。結果、ウエディングパークで働くということが人生を豊かなものにしててくれる。そう信じていますし、実現していきたいです。

より具体的な話だと、広報のプロフェッショナル人材を育成し、どこでも通用するキャリア的に自立した人材を増やしていきたいです。

「瀬川がマネージャーになってなんだかびっくりするぐらい強くしなやかな組織になった」
「ウエディングパークの誇り・憧れ・楽しみが増えた!」
「(実は無理かなと思っていたんですが)マネージャーやりたくなったんです」と言ってもらえるように、今日入社してくれた新卒の皆さんに負けないくらいフレッシュな気持ちで進んでいきます。

きっと上手くいかずにへこむこともあるでしょう。そんなときは、自分の未熟さを痛感し受け止めしっかり反省し、周りを頼りながら少しずつ進んでいこうと決めています。

ちなみにこの画像は井手あぐりさんというイラストレーターさんのものでnoteで何度か利用させていただいているのですが、タイトルが「どっちに行ってもたのしいよ」だったのが今の自分にぴったり。

今、未来にとってもワクワクしています。選択した道、正解にしていくぞーーー!!!

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