【色んな異論】京アニ放火事件の犯人を死刑にするのは亡くなった方が望んでいるのか?
京都アニメーション(京アニ)の放火事件の犯人に対して、京都地方裁判所で死刑判決が下されました。
これに対して、遺族の方が次のコメントをしていました。
放火事件の前日に完成した映画「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝ー永遠の自動手記人形」には、エンドロールに亡くなった方のお名前が並びました。
ヴァイオレット・エヴァーガーデンの主人公は、単独で一個分隊に匹敵する戦闘力を持っており、その能力で多くのひとの命を奪っています。そのことが彼女から感情の起伏を奪ってしまいます。
彼女は、それを代筆屋の仕事をするなかで、さまざまなひとのこころのひだに触れ、感情を取り戻していくストーリーです。京アニならではの絵の美しさが活かされています。
この映画の制作に携わったひとは、放火事件の犯人に対し、「殺せ」と言うようには思えない。それよりも放火事件の犯人が、ヴァイオレット・エヴァーガーデンのように血塗られた過去を背負って生きていくことを望むのではないだろうか?
死刑という、究極の体罰=暴力を、京アニの犠牲者が希望しているようには私には思えません。
※トップビジュアルは下記から引用
https://www.kyotoanimation.co.jp/works/violetG/
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