ニュージーランドの寮生活「タワーオブテラーがあります」
日曜日はゆるりと記事を書こうとおもっているので、今日は2019年ごろ書いた下書きの文章を振り返ってみます。ニュージーランド留学から帰ってきて、その経験をブログ用にまとめていたものです。
昔の文章は若干読みづらいところもありますが、あえてこのままの当時の私の心境を垂れ流したいと思います。
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ニュージーランドに留学中に、大学寮に住んでいました。
いろんないわくつきの寮で、そこでしかできない経験をして私はとても楽しかったのですが、何度か純粋に怖い経験をしたことがあります。
またまた当時の日記を引っ張り出してきて、強烈な寮生活を思い出してみたいと思います。
▽前回の寮生活の記事
トイレに引き続き、わたしの住んでいる寮には嬉しくない設備があります。それが、エレベーター。
この寮には3基のエレベータがあります。わたしは12階建てのビルの12階に住んでいるので、エレベーターは不可欠なんです。もちろん外出時は使いますが、それだけでなく食事も下のダイニングルームでとるので、1日に何度も使うんですよね。
そんなエレベーターで2回ほど、すごく恐い体験をしたことがあるので今日はそのお話をしたいと思います。(心霊現象は起きません、安心してください笑)
一言で言えば、エレベーターに乗ったと思ったのに気づいたらタワーオブテラーに乗っていた感覚です。
ある日普通に朝ごはん食べようと思って携帯と鍵だけ持ってエレベーターに乗ったんです。それで、G(地上一階)のボタン押しました。わたしは一番上の12階からなんで、数分乗っている時間があります。ひとりでぼーっとしていて、ついた階で降りようと思って扉の外を見たら、そこは地下駐車場。いつの間にかわたしの押したGの明かりは消えて、生徒は降りるはずがない地下にいました。
地下は誰もいない薄暗いところです。意味がわからないけれど取り残されたら大変と思って、すぐに扉を閉めてG押したんですが、光がつかない。めっちゃ焦って、手当たり次第に番号を押しましたが、何にも反応してくれないんです。もともと来たはずの12階だけが光っていました。ゴゴゴっていう変な音がして揺れるし、操縦不能のままエレベーターは上昇します。
12階にもなかなかつかないしで、もしものためにと思って携帯見たら「圏外」。そうだ、このエレベータの中電波めっちゃ悪いんだった。。もう泣くかと思いました。
それでやっと12階についたと思ったら、ガンって音とともにエレベーターが跳ね上がって、エレベーターの中と外に15cmくらいの段差ができて突如止まりました。
その日はとりあえず怖くて、階段しか使えませんでした。すぐに点検が入って直ったようですが、こっちのエレベータはまだまだ本当に技術的に低いものが多いです。4ヶ月くらい経って忘れていたんですが、つい1週間前にもおんなじ経験があって、何度でも恐怖を感じるんだなって思いました。
みなさんのなかに絶叫系のアトラクションは好きな人もいるかと思います。このエレベーターの感覚はかなりディズニーのタワーオブテラーに近かったんですが、あれはわたしがギリギリ乗れるアトラクションの1つです。。アトラクションって、安全性は一応考えられてるし、そういうもんだって思ってるから楽しいですよね。それが、日常で起きると、あっ死ぬかも、、って本当に思います。幸い、12階から地面に叩きつけられる経験はせずに済みました。よかったあ。
いやあ、日本の技術ってすごいんだなあってしみじみ思い知らされたという寮生活レポートでした。