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読書の記録

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夢は図書館のような部屋に住むことです
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#読書の秋2022

あなたに特別な一冊を贈りたい

本が好きです。自分の人生の多くは言葉で彩られ、そんな自分を創ってくれたのは読書だと思って…

mayu
4年前
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生きづらさの中の灯台『川っぺりムコリッタ』読書感想文

生きづらいって、なんだろう。そこから這い上がって自由に息をする方法が、あるのだろうか。 …

mayu
2年前
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「家族とは、こうも苦しいものか」万引き家族・読書感想文

家族とは、こんなに苦しいものなのか 万引き。 紛れもなく犯罪で、手を出してはいけないもの…

mayu
2年前
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『きみはだれかのどうでもいい人』を読んで

喉の奥が、ぎゅうっと狭まって息がしづらい。 他人に見透かされたくない本音を、お前も持って…

mayu
2年前
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AI vs. 教科書が読めない子どもたち / 新井紀子

AIがついにイラストレーターさんのような絵を自動生成するようになりました。クリエイティブも…

mayu
2年前
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あなたのための短歌に、わたしもとなりで救われた

初めて出会ったのは、京都の一乗寺にある本屋「恵文社」さんの一角だった。 その時にも私は文…

mayu
2年前
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「認知症世界」を私はおばあちゃんと歩けるかな

見えないものが見えてしまう。いない人がいるように感じる。体が思うように動かせない。ネガティブになり、落ち込みが激しい。 最近の祖母と過ごしていると、そういうことを言われます。見ていてもわかるし、叔母や母の言葉を聞いていても、そういう症状なんだともう目をそらすことはできません。 おばちゃんの家に行くと、いつももうひとり誰かいるような気がするらしい。そう聞いていて実際に遊びに行ったら、たしかに「妹はどこにいったの、一緒に食べなきゃ」などと言うのです。おばあちゃんは日常生活で、