見出し画像

another language 生きる

Doore Maanzs Sora Yarube !

Nagumo issyo dara 
Warunomo issyo

Onazu issyodara 
Warauho Iccha !

Doore Maanzs Sora Yarube !

Inozuno Kagiri Igide mibe !


《 訳:こんな感じ 》
どぉれ まぁんつ そら やるべ!
(どれ まず そら やるか!)

なぐも いっしょ だら
(泣くのも 一生 なら)

わるのも いっしょ
(笑うのも 一生)

おなず いっしょ だら
(同じ 一生 なら)

わらうほ いっちゃ
(笑う方が いいでしょ) 

どぉれ まぁんつ そら やるべ!
(どれ まず そら やるか!)

いのづの かぎり いぎで みべ!
(命の 限り 生きて みようじゃないか)


《 メモ 》
♦︎ どぉれ、まぁんつ、そら、やるべ…掛け声。この場合自分に掛けている。
♦︎ちゃ…確認。同意。納得。強調などの接尾語。この場合周囲に言いながら自分にも言い聞かせている。
♦︎みべ…みんべ。みるべ。みよう。

本当はあちこち痛いところもある。夫や兄弟も先だった。お迎えはいつくるのかとふと思うこともある。だかひ孫もいる。お茶のみ友だちもいる。洗濯に草取り。できることもまだある。今日も生かされた命。精一杯生きよう。空を見上げて夕日を拝み、働き通して節くれだった手を合わす。



ことばはこころ。枝先の葉や花は移り変わってゆくけれど、その幹は空へ向かい、その根は大地に深く伸びてゆく。水が巡り風が吹く。陰と光の中で様々ないのちが共に生き始める。移ろいと安らぎのことばの世界。その記録。