令和7年度共通テスト「英語」の試作問題を解いてみた感想
令和7年度の大学共通テストから新教育課程に対応した形式に変わります。
上のファイルにもあるように、科目数の増加、試験時間の一部延長、そして問題形式の変更がなされます。
今回は英語の試作問題を解いてみましたので、その感想とどういった対策を取るべきかについてお話しします。
英語を使用して、論理的に考える力が求められてる
まず解いてみた個人的な感想は、これまでの英文読解に重点を置くテストではなく、英文もしくは与えられた資料を読み解いて、そこから論点・主張の解釈、そしてエッセイの作成・添削といった形式で受験生の英語運用力を測りたい試験なのかなと感じました。
大学入試センターの見解
上記の概要からもわかるように英語に関しては4技能を筆記テスト・リスニングテストで測定することを狙いとした試作問題としたようです。
特に、情報や考えなどの要点・詳細、相手の意図を正確に判断しなければ正当に辿り着けない問題となっていたように思います。
文法知識も含まれている
一見すると長文の内容把握かな?とみせて文法知識があれば解ける問題も含まれていました。ただ闇雲に読む練習だけをすればいいというわけではなさそうです。
従来のような文法はたしかに比重としては軽くなったのかもしれませんが、文法を言葉のルールと定義した場合、決して無勉強で済むというわけではありません。一定レベルの文法知識は身につけておくべきでしょう。
どの程度のレベルか
試作問題のため、本番とは形式や量も異なりますが、大学入試センターより問題作成の方針が発表されています。
上記のリンク先でも述べられているようにレベルとしてはCEFRのA1〜B1程度の問題となる方針です。
英検®️のレベルで言うと、2級〜準1級の間ぐらいが試験問題の上限と考えられます。
大量のインプットを中心に、理解できる英文をアウトプットしていく
これから受験する高校生は、まず大量の英文にあたりインプットの量を増やしていくことが必要です。そして、自分の理解できる英文のストックを増やしたあと、アウトプットを行うことでより自分の学力向上に役立つでしょう。
これまでの試験とは違い、丸暗記では通用しなくなってきています。英文を通して、「この文章はいったい何が言いたいのだろう」と常に意識しながら読む練習を行なってください。
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