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寓話 「いのちの日記」

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-人は死後、火葬された際約3メートルの火柱を上げる。- 「死にたくない」「生きたい」そんな思いがエネルギーと共に伝わる。 人生と後悔について描いた短編寓話。 なぜ人は…
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寓話「いのちの日記」最終章

寓話「いのちの日記」最終章

最終書   いのちの日記

さて、今これを読んでいる君が疑問に思っていることを当ててあげる。

「一体君は誰なんだ?」そう思っているね。

それはそうだ。急に僕の体験記を読まされた後に僕の思い出話を聞かされて!

不思議に思ったことだろうね。

僕は最初も言った通りにすでに君と出会ったことがある。それも何回もだ。そして今君の前に現れてきた理由は簡単さ。

僕のことを好きな人なんてだれもいない。でも

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寓話 「いのちの日記」 第2章

寓話 「いのちの日記」 第2章

第2章  あたりまえの幸せ

僕の町を出て、南に向いておよそ2日ほど歩いたところで、

「chimney town(えんとつ町)」

というところにたどり着いた。そこは、町中がえんとつだらけで空が煙に覆われていたんだ。
一日中陽の光が当たらないその町のみんなは、どこか暗い表情をしていたよ。

ほとんどの人が炭鉱夫やえんとつ掃除の仕事をしていて、朝か夜かもわからないままずっと働いてた。

試しに僕は

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寓話 「いのちの日記」 第1章

寓話 「いのちの日記」 第1章

第1章 ぼくの体験記

人は生きているうちに、何度後悔を繰り返すのだろう。

「あのときこうしてれば」と、何度悔やむのだろう。

あなたはそう思った時のことを、どれだけ覚えていられますか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

インドのバラナシという町には、死期が近づいた老人が「死にに来る」。

そこは、人の死に触れ合う町だ。生と死が混沌とする町。

数秒前まで確かに息をしていたはずの

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