セラピスト界隈では、数字すら使わないあの件について
数字は嘘をつかない、嘘つきは数字を使うという、伊藤惇夫さんの発言がありますけれど、セラピスト界隈の嘘や行き過ぎたポジトークは、数字すら使いません。
※似たような発言はいくつもある中から適当に引用しただけです、念のため
もしかすると嘘の意識がないから数字を使わない説もありますが、数字を使うべきところで使わないおかしなシーンを見たことありませんか?
そう、不正うんぬんかんぬんです。
ソースや数字を出さないとそもそもお話になりませんし、出せば一発で主張は通るのですが、特に何らかの団体やセミナーなどの活動をされている方が不正批判するとき、これをしないケースをいくつも観測しました。
嘘つきは数字を悪用しますが、数字すら使わないセラピスト界隈の悪性についてまとめてみます。
論建てが卑怯
整骨院は大多数が不正、〇割が不正という論について、フェアじゃない点が散見されます。
まず、不正関係で(バックエンドに誘導する系の人の)不正良くない論を唱える人達は、論建てが卑怯です。
A,不正は良くない、C、新しいビジネスに転換しよう(ここには好きな業態入れてください。自費移行でも祈祷でも)!
前段と結論があってないんですよね。
A,不正良くない→ふむ
B,私が手掛ける新しいビジネスに転換しよう→???
みたいな建付けの話が多くて、これはまあテンプレみたいなもので仕方ないとは思いますけど、前提と結論が全く別の話なんですよね。このやり方でいいなら、何をフックに持ってきてもいいわけです。
このレベルの話です。
全く前後の文章に関連がないですよね。
こういうものもありますね
A,不正は良くない
B,不正が起きない状態を作ろう
C,その原因は収入の問題である
D,新しいビジネスに転換しよう
これは一見筋が通っているように見えるのですが、不正をするメンタリティの人間が業態を変えるという事は、別の業態で不正をするリスクには目をつぶっていますので、フェアな論法ではありません。
また、仮に不正をするのが個人の資質レベルに帰する場合、資質に問題があるのであり、ビジネス転換の必要がなくなります。
※新しいビジネスに転換することが悪いという話ではないです。
誘導の仕方が我田引水の極みだって話です。
現状の使われ方だと、自分たちの正当性を宣伝する対比として、根拠レスでぼこぼこに殴ってる状態なんですよね。
マーケティングって、抵抗できないように両手両足を縛って殴りつける行為だというなら、実は正しいのかもしれません。
前提の論証をしていない
誤解の内容に先に書いておきます。
界隈に不正が全くないとは思ってないです。
しかし、嘘をつく人たちの論には大きな欺瞞があります。
今回の記事はそこの話です。
不正をしている、この前提で話をするのであれば、その証明をしなければいけません。
A,不正をしていると言われている人や組織、業種
B、不正を糾弾する人たち
さて、どちらに立証責任があると思いますか?
もちろんBです。
A側に立証責任はこの時点ではありません。
B側がこれこれこういう根拠があってこの界隈にはびこる不正をうんたらかんたらみたいな話になって初めて、A側がその是非について回答する状況になります。
なので、本来は不正を糾弾するのであれば、具体的な数字や根拠に基づいて論建てするのですが、ここをとにかくさぼります。
もしくは、数字で出すのが不可能なので感情論のレベルに落としているのかもしれません。
であればなかなか上手くいっているとも言えます。
不正の件数や比率を出すことは可能なのか
厚労省に毎年電話で聞いている限りは、無理なようです。
以前書いた記事より文章を持ってきます。
というわけで、大多数が不正をしていたり、〇割が不正みたいなものは、感情論やポジトークを除いて論証が難しい事実があります。
ただ、ルート2が残ります。
実際見た、きいたやつです。
実際見た、きいたやつについて
これって個人の体験談だったり、伝聞だったりと、全体化しては本来いけないものです。
どこどこの実態を見ようが聞こうが、それはそこのケースの話であって、全体化、普遍化は出来ません、本来。
それを知ったうえで殴ってるのが卑怯だなと感じます。
後はどっかの団体から聞くパターンもあるかもしれませんね。
その場合はそこの団体が守秘義務を守れない信用できないところだという事が露呈してしまうので、結局ソースを開示できないために、実質知らないのと同じ行動にならざるをえないのではないでしょうか。
そういう事が実際あればですけど。
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セラピストのルール【地雷除去マガジン】
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